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私の広告観

プロ・ゲーマーとして3社がスポンサード 社会の理解がない時から、プロとしての姿勢を貫く

梅原大吾さん

世界で活躍する格闘ゲームのプロ・ゲーマーとして広く知られる梅原大吾氏。eスポーツという言葉がまだ浸透していない2010年から活躍を続ける中、プロとしての姿勢や、周りを取り巻く環境の変化について話を聞いた。

写真:Cooperstown Entertainment

梅原大吾(うめはら・だいご)さん
15歳で日本を制し、17歳で世界チャンピオンのタイトルを獲得。2010年4月、米国企業とプロ契約を締結、日本初のプロ・ゲーマーとなる。同8月「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスブックに認定される。2016年、さらに2つの認定を受け、3つのギネス記録を持つ。米国大手ゲームサイト「Kotaku.com」が、「奇跡の逆転劇」として知られる2004年のEVOにおける伝説の一戦を「プロゲーム史上最も記憶に残る名場面」第1位に選んだほか、2016年にはESPN.comが「格闘ゲーム界のマイケル・ジョーダン」と称するなど、世界のゲーム界ではウメハラの名を知らぬものはいない。2019年4月には『Newsweek Japan』誌により「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。

グローバル企業3社がスポンサー 日本初のプロ・ゲーマー

近年、eスポーツ市場が急成長し、さまざまな場所でプロ・ゲーマーの活躍が見られるようになった。しかし、まだゲームの“プロ”という職業すら耳慣れなかった10年以上前からプロとして活躍を続ける選手がいる。それが、日本初のプロ・ゲーマー梅原大吾氏だ。

梅原氏は、「ウメハラ」「The Beast」などの愛称で親しまれ、格闘ゲームにおいて数多くの大会を制している。1996年(当時15歳)に、日本大会で優勝、1998年には世界大会で優勝し、世界1位となった。以来、格闘ゲーム界のカリスマとして、22年にわたり世界の頂点に立ち続けている。

プロ・ゲーマーとなったのは、米国企業とプロ契約をした2010年4月。同年8月には、「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスブックに認定された。また、世界最大級の格闘ゲームの大会「Evolution Championship Series(EVO)」でも、通算4度のカテゴリー優勝を果たしており、2004年に行われた同大会で梅原氏が見せた「奇跡の逆転劇」は、ゲーム史上に残る“伝説の一戦”として語られている。

現在は、レッドブル、HyperX(ハイパーエックス)、ミルダムといったグローバル企業3社がスポンサード。選手として活躍するかたわら、早食い大会やカラオケ大会、チャリティイベントなど、ゲームの枠を超えた企画をプロデュースし、ストリーミングサイト「Mildom」や「Twitch」で配信している。

写真:Marv Watson/Red Bull Content Pool

グローバル企業3社がスポンサーを務める。ファン層も明確で広告効果は大きいという。

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