キャラクターだけでなくライフスタイル領域にも拡大
キャラクター等のIPを使用したマーケティングを手掛けるディー・エル・イーは、米国ハリウッド・メジャーへの映像コンテンツ・ビジネス・コンサルティングサービスを提供するパサニアが前身。その後、2003年に現在の社名に変更。以後、日本と海外をつなぐコンテンツマネージメントに従事してきた。
転機が訪れたのは2006年。『THE FROGMAN SHOW』(『秘密結社 鷹の爪』)がテレビ朝日系列で放送されブレイク。会社の成長に大きく貢献した。現在はキャラクターだけでなく、ファッションやビューティなどライフスタイル領域でも、IPを活用したマーケティング支援を行っている。
同社取締役COOの高倉喜仁氏は「私たちのビジネスは、クライアント企業のマーケティング支援のためのキャラクター活用の提案と、自分たちでキャラクターをつくり、育成し、グッズやLINEスタンプ、映像等で収益を得る2つから構成される。キャラクターを育成してきたノウハウをもとに企業のオリジナルキャラクター制作の相談にものっている」と話す。
また企業がキャラクターをマーケティングに使うメリットとして、高倉氏は3つのポイントをあげる。ひとつは...
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