
ショートムービープラットフォーム「TikTok」では、5月25日から動画投稿により牛乳の消費を呼びかける「#牛乳チャレンジ」が開始された。
北海道の取り組みに賛同しTikTokで話題拡大へ
ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」では、5月25日より牛乳の消費を呼びかける「#牛乳チャレンジ」をスタートした。
このチャレンジの基となったのは、北海道が推進していた「SOS!牛乳チャレンジ」キャンペーン。新型コロナウイルスの拡大に伴い発令された緊急事態宣言により、学校給食の休止や外食の機会減少などの影響を受けて、生乳の需要が大幅に減少。日々生産される生乳を廃棄しなければならない可能性が生じるほど、危機的な状況となっていた。そこで北海道は、牛乳や乳製品を消費している動画をSNSに投稿し、フォロワーに牛乳の消費を呼びかけるSOS!牛乳チャレンジを開始。そんな北海道の思いにTikTok側が賛同し、TikTokでの#牛乳チャレンジが企画された。
#牛乳チャレンジとはTikTok上に、牛乳・乳製品を美味しく楽しめるレシピ・料理や、牛乳を飲んでいる動画などの投稿を募集するというもの。また、動画には本企画のために制作された「#牛乳チャレンジオリジナルステッカー」を使用することができる。本企画には多くのTikTokクリエイターやメディアが参加しているほか、北海道知事 鈴木直道氏の動画もアップされるなど、注目が集まっている。

本企画のために制作された「#牛乳チャレンジ オリジナルステッカー」。TikTokで動画を投稿する際に、このステッカーを使用することができる。
ターゲットを意識した動画で「自分ごと化」のきっかけに
日本のTikTokを運営するByteDance公共政策本部の笠原一英氏は本企画について...