
ハウス食品グループ本社は“食品ロス問題”の啓発・解決策の提案をテーマに、“もっとカレーだからできること”プロジェクトを5月13日より始動。WebムービーやテレビCMも公開し、「おいしく食べよう・減らそう、おうちの食品ロス」というメッセージを発信した。
アンケート結果を受けて食品ロス問題の実態に直面
ハウス食品グループ本社は家庭で期限が近づいた食材や日頃だと捨ててしまうような食材を捨てずに、おいしく食べる解決策のひとつとして“もっとカレーだからできること”プロジェクトをスタート。5月13日よりWebサイトを開設した。
ハウス食品グループでは、「『食で健康』クオリティ企業への変革」を目指す姿として掲げている。「『食で健康』という価値をお届けするにあたり、お客さまが抱えている課題や、社会課題を何か解決できないか?と社内で議論・検討した結果、たどり着いたのが、地球の健康にも関わる“食品ロス問題”の啓発・解決策の提案というテーマでした」と話すのは、同社コーポレートコミュニケーション本部 広告統括部の生田幸平氏。
同社は食品ロス問題というテーマに取り組むにあたり、ハウス食品グループ本社の会員サイトに登録しているユーザーに「食品ロスに関するアンケート調査」を実施(2019年7月、n=6357、インターネット調査)。アンケート結果により「約7割の家庭で月に1〜2回以上食品・食材を捨ててしまっている」ということや、「最近捨ててしまった食品・食材の上位5品目は『きゅうり』『豆腐』『キャベツ』『レタス』『納豆』の順で多い」、「賞味期限・消費期限が近づいて焦ったことのある食品・食材の上位5品目は、『牛乳』『豆腐』『卵』『納豆』『肉類』の順で多い」ということなどがわかった。
アンケート結果から同社は...