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コロナ禍の注意喚起に新聞広告 AI、音声広告巡り新たな動きも

宮浦 慎

新聞広告で全国に呼び掛け 感染防止啓発でいのちを守る

新型コロナウイルスの感染拡大が社会全体に甚大な影響を及ぼす中、読者への感染防止策の周知や注意喚起に新聞広告が活用される事例が相次ぐ。新聞界における人工知能(AI)活用や音声広告を使った新たな動きと合わせて紹介したい。

新型ウイルス感染を防ぐための手洗いの注意点や人と距離を空けることの重要性を訴えるメッセージ広告「いのち守るマナー新聞」が4月22日、全国6紙に掲載された。市民のマナー向上を目指す一般社団法人「Tokyo Good Manners Project」が出稿。メッセージと図柄は6紙全てで異なる。

特に死亡率が高い高齢者への感染拡大防止を呼び掛けることを狙いとし、朝日、毎日、読売、日経、東京、産経に出稿。このうち産経版では、手洗いで汚れが残りやすい箇所を濃い色で示し、注意を促すメッセージ広告を掲載した。

また、岐阜新聞社は4月11日、独自の「非常事態宣言」を発令した県の告知広告をラッピング方式で掲載した。県内で新型ウイルス感染者が増えたことを受け、読者に注意を促した。県の施策「ストップ新型コロナ2週間作戦」を周知するラッピング広告とする予定だったが、4月10日午後に宣言が出されたため、急きょ内容を差し替えた。

一目で緊迫した状況が伝わる紙面を目指したという。表面は黄色の背景に赤と黒の文字で、医療提供体制の充実、収束後の景気・雇用対策に取り組む県の方針を伝えた。中面には布マスクの型紙や、自宅で過ごす親子向けにお菓子のレシピなどを掲載した。

広告を感染防止の啓発ポスターとして...

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