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広告ビジネスを変える!? ベンチャー企業の挑戦

米・マクドナルドが買収のAIプラットフォーム企業

Dynamic Yield(ダイナミックイールド)

AIを活用した予測でパーソナライズした体験を実現

AIを活用し、ユーザーに対するパーソナライズした顧客体験の提供を支援するダイナミックイールドが今年4月、海外拠点10カ所目となる東京オフィスを開設。日本市場に本格的に参入する。日本のカントリー・マネージャーにはエヴァン・ブルコスキ氏が就任した。

ダイナミックイールドの創業は2011年。本社は米国ニューヨーク州にある。東京オフィスを開設したことで今後、日本市場においてもWeb、アプリ、メール、キオスク、IoT、コールセンターなど、多様なタッチポイントで、AIを活用したパーソナライズされた顧客体験を実現するプラットフォーム「Personalization Anywhere」を提供していくという。

現在、300社以上のグローバル企業に導入されている。

導入企業の1社だった米・マクドナルドが買収

同社が米国において注目を集めたのが、2019年の米・マクドナルドによる買収だ。現在、100%の子会社となっている。もともとマクドナルドでは同社のドライブスルーにおいて「Personalization Anywhere」を導入していたが、成果があったことから導入店舗を拡大。その延長で、ダイナミックイールドの買収に踏み切ったという。

エヴァン・ブルコスキ氏は「マクドナルドのドライブスルーでは、顧客が何かしらのアクションをとった時点で分析がスタート。当社が開発したアルゴリズムにより、個々の顧客の嗜好や好みを推測し、さらに当日の天気や時間帯などの情報も加味し、適切なリコメンデーションができる体制を整えた。これにより、顧客1人当たりの売上が約20%上がった」という。

マクドナルドの子会社とはなったが、ファストフードなど競合する業態以外は、買収以前と変わらず、サービスを提供していく予定。エヴァン・ブルコスキ氏は「現在、世界でeコマース、金融、旅行、メディアなど業界・地域を問わず、300社以上のグローバル企業においてパーソナライズキャンペーン、A/Bテスト、商品やコンテンツのレコメンド、採用活動などに活用されている。実店舗での購買履歴などオンラインのデータだけでなくオフラインデータまで統合して戦略を立てられる点は、日本企業のデジタルシフトを加速させるという点でも貢献できると考えている。特にマーケターはいま...

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