氾濫するWeb広告市場 ゲーム性でユーザーの関心喚起
三菱地所は3月23~31日、三菱地所グループ公式Twitterアカウントをフォローすると、ラグビー日本代表の稲垣啓太選手とあっち向いてホイで対決ができる「#ガッキー向いてホイ!キャンペーン」を実施した。
対戦方法は、TL上に表示される4つの選択ボタン(上、下、左、右)のいずれかを選んでツイートするだけ。勝者には、海外旅行や三菱地所グループ共通ギフトカードのほか、稲垣選手の手形サイン入り色紙や等身大抱き枕など賞品が当たった。期間中は1日1回のみ挑戦ができた。
企画の背景について、三菱地所広報部の金井亮太朗氏は、10~20代の若年層に対し社名の認知向上や、不動産ディベロッパーの中でも「堅い」企業イメージをよりポジティブなものに変えたい、という課題感があったという。
「しかし、昨今、YouTubeやSNSなど、Web上でもさまざまな広告が氾濫しており、企業からの一方的な発信では、広告投下を行ったとしてもなかなか印象に残りづらくなっています。そこで、効率的に社名の認知度や企業イメージを向上させるためには、能動的に参加してもらえるインタラクティブ型のキャンペーンが良いのではないかと考えました」(金井氏)。
出稿量少ないながらもアイデアで訴求力高める
インタラクティブ性に加え、①簡単に参加できる企画にすること②リツイートや「いいね!」などの拡散が狙えるものにすること③ユーザーが楽しく盛り上がれる企画にすること、などを考慮した結果...
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