なにわ男子が歌って踊るポップなCMで関心を喚起
森永製菓は、同社ブランド「ハイチュウ」より、3月5日から、関西ジャニーズJr.のユニット「なにわ男子」が登場する新テレビCM「ハイチュウドウゾ」篇の放映を開始した。
新CMの内容はこうだ。冒頭、MCの「ふぅ~(疲れた声)、となったら」の声に対し、なにわ男子の7人が「ハイチュウドウゾ」と一斉に動き出す。シーンは変わり、架空の街「ハイチュウストリート」上で、ステージ衣装を身にまとったなにわ男子の7人が「♪ハイチュウ、ドウゾ」と歌いながら、周囲の人々にハイチュウを配る、というもの。他にもポスターが制作されJR原宿駅などに掲出された。
本CMに起用されたなにわ男子は、2018年10月結成の7人組アイドルユニット。西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也の7人で構成される。
今回の新CM制作の狙いについて、森永製菓 マーケティング本部の糸岡 潤氏は「ハイチュウは当社の商品のなかでも特に人気のロングセラー商品です。しかし、それゆえに新規性やニュース性に乏しく、『昔のお菓子』という印象を持たれていました。そこで、今回の新CMで、既存ファンである小さなお子さまを持つ主婦の方々と、ハイチュウから少し遠ざかっている10代女性に再びハイチュウに新鮮さを感じてもらいたいとの想いから、本企画が生まれました」と説明する。
CM通じ"あげる"行為の自分ゴト化促す
本施策の肝となったのが、CMの中でも多用されている「ハイチュウドウゾ」のメッセージだ。なぜなら、ハイチュウを誰かにあげる、という行為の伝播こそが本施策の狙いだからだ。
「ハイチュウには3つの潜在価値があります...