SATORIが提供する「SATORI」は、「新規顧客獲得」や「休眠顧客掘り起こし」など様々な課題を解決するマーケティングオートメーションツール。導入実績は700社を超える。SATORI自身の業績も「SATORI」を使用して8期連続150%向上。そのSATORIがこの2月に初のCMを打った。その狙いは何なのか、イー・スピリット代表の足立茂樹氏が、SATORI代表取締役の植山浩介氏に聞いた。

テレビCM「会議室編」。
女性が活躍する企業イメージと商品特性を巧みに表現
足立:マーケティングソリューションの会社だそうですね。
植山:マーケティングオートメーションツール(MAツール)「SATORI」を開発・提供しています。
足立:どういったツールですか。
植山:マーケターやセールスの業務が、より効率的かつ効果的になるようにサポートするツールです。BtoBや、BtoCでも単価が高く最終的に人的販売が必要となる業態において、デジタル化が進みコミュニケーションがインターネット上で行われることが増えたため、お客さまが直接会ってくれないことが悩みとなっています。
加えて、直接会える見込み客の75%(※)は、話を聞いてみるとまだ購入検討段階に至っていないという調査結果があります。このように、セールスの現場には、お客さまに会えない、お客さまの気持ちがわからない、そのためにセールスがうまくいかないという課題があります。
※ 出典:Gartner、Sirius Decision
「SATORI」は非対面(Web上)でのお客さまの行動を24時間365日ウォッチして、セールスチャンスをマーケターや営業担当者に教えてくれます。「◯◯さんが久しぶりにメルマガを開封しましたよ」や「◯◯さんが久しぶりにWebサイト上で複数のページを見ています」といった具合に。ですから確度の高い見込み顧客を見つけ出すことができ、営業担当者は効率的に動くことができるのです。
「SATORI」が定期的にお客さまにメルマガを配信し、必要に応じてポップアップやプッシュ通知などで接客もします。まるで営業秘書のようにサポートしています。「SATORI」の強みは、Web上の匿名客へのアプローチの手段が豊富なことです。お客さまが見ているものから今の状態を判断し、商品購入の検討段階に入っている「今すぐ客」には購入のため背中を押すようなコミュニケーション、まだ検討段階ではない「そのうち客」には課題を自分ごと化してもらえるようなコミュニケーションというように、適切なコミュニケーションを行います …