[SEMINAR DATA] | |
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ゼミ名 | 長崎秀俊ゼミナール |
設立 | 2014年 |
学生数 | 3年生:14名 4年生:15名 |

目白大学 社会学部 社会情報学科
長崎秀俊教授
米国系ブランド・コンサルティング会社などを経て、2014年目白大学着任。現在、社会学部社会情報学科 教授、大学院国際交流研究科 教授兼担。日本マーケティング学会 常任理事。一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 顧問。著書に『イラストで理解するブランド戦略入門』などがある。
商品を企画して学園祭で販売 "マーケティング脳"を鍛える
ブランドコンサルタントとしての実務経験を持つ目白大学の長崎秀俊教授が指導するゼミは、「実践」を重視し、マーケティングを実感をもって学んでもらうことに重きを置いている点が特徴だ。
「講義で、マーケティング施策を企画するという課題を出しても、YouTubeやSNSを活用した広告戦略だけを提案する学生が多かった。確かに価格や流通計画は学生にとって身近でないテーマなので仕方のないことですが、実感を伴ってマーケティングを学ぶためには、実際に商品を企画してみることが重要だと考えるようになりました」(長崎教授)。
長崎教授の担当講義では商品企画に加えて、価格、流通、宣伝戦略まで、すべてに学生たちが取り組む。さらに長崎ゼミでは企画で終わらず、実際に商品をつくり、大学の学園祭で販売するところまで行っている。これがゼミの主要な活動のひとつだ
また、長崎ゼミでは上下間の学生同士の絆をつくることも重視。その中心的活動がゼミ合宿で、3・4年生合同で行うなど積極的に交流することで、就職活動や卒業論文制作の際もスムーズにアドバイスを得られたり、卒業後も関係性が続いていく。
「私の研究室は、みんなの研究室でもある。研究に詰まったときには、ここで議論して構わないとゼミ生には伝えています。中には研究室のほうが集中できると言う学生もおり、学年を超えて集える場を提供できていると思っています」(長崎教授) …