全広連日本宣伝賞 糸井重里氏らが受賞
全日本広告連盟は、第8回「全広連日本宣伝賞」の各受賞者を発表した。本年度は、「松下賞」に上原明氏(大正製薬ホールディングス代表取締役社長、大正製薬取締役会長)、「正力賞」に糸井重里氏(「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰、ほぼ日代表取締役社長)、「吉田賞」に高田坦史氏(ACC理事長)、「山名賞」に佐藤可士和氏(クリエイティブディレクター)の受賞が決まった。
本賞は、広告主(「松下賞」)、媒体社その他のメディア関係会社及びイベントその他のコンテンツのプロデューサー(「正力賞」)、広告関連会社(「吉田賞」)、クリエイター(「山名賞」)それぞれの立場から、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし、寄与した個人を、年1回顕彰している。
選考委員会は各賞の受賞理由を説明。松下賞については、「上原氏は長年にわたり『リポビタンD』など、数多くのブランドに対する継続的で戦略的な広告展開により広告界をけん引。また、2001年より18年間の長きにわたり、ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーとしてサポートし、日本ラグビーの発展に大きく貢献した」と話した。
「正力賞」を受賞した糸井氏については、「コピーライターとして一世を風靡。エッセイ執筆、作詞、ゲーム制作など幅広いジャンルでも活躍し、1998年にはWEBサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』を開設。また、バラエティ豊かなオリジナルコンテンツで人々が集う“場”をつくり続け、コンテンツ分野に多大な影響を与えている」とした …
あと67%