10代の9割以上が悩む「お腹の音」に着目
サントリー食品インターナショナルが販売する「デカビタCゼリー」は、授業中に鳴ってしまうと恥ずかしい「お腹の音」をカモフラージュする消しゴム“ギュル消し”が当たるキャンペーンを2019年12月9~22日まで実施した。
本キャンペーンは、デカビタCゼリーのTwitter公式アカウントをフォローの上、同アカウントによる投稿をリツイートすると、お腹が「な(=7)」「る(=6)」にちなみ、計76名にギュル消しが贈られるというもの。
企画理由について、読売広告社コミュニケーションデザインセンターの市川晴華氏は、「2週間で、学生の共感を呼びながら話題を集め続けられるキャンペーンにしようと考えました」と話す。
ギュル消し開発にあたり、同社では事前に全国の男女1000人を対象に「お腹の音に関するアンケート調査」を実施した。調査の結果、10代の回答者のうち90.8%もの人が「お腹の音に困ったことがある」と回答。さらに、お腹の音を鎮めるために「思いっきり空気を吸い込む」「他の音を立てる」「お腹に力を入れる」など、なんらかの工夫をして音を消そうとする人が76%に上ることが分かった。
このアンケート結果を受け、市川氏は「そんな瞬間に、大盛りでお腹を満たせるデカビタCゼリーの存在をアピールできれば、と考えました」と話す。一方で、「ゼリーを飲む」以外にも、もっと自然に音をごまかせるモノを開発し、腹ペコ学生の悩みに寄り添えないだろうかと考えた末、「お腹の音がかき消せる!お腹の音専用消しゴム“ギュル消し”」の開発が決まったという …