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JAGATが『印刷白書』新刊を発行 印刷、プロモーション業界双方の課題とは

公開日:2020年1月14日

印刷業界において2兆円を誇るプロモーション業界の生産金額

10月23日、日本印刷技術協会(JAGAT)から『2019年印刷白書』が発刊された。改めて断るまでもなく印刷業界は、プロモーション界のメイン・プレイヤーである。

印刷業界のプロモーション・ビジネスとの関わりは、狭い意味では販促関係の印刷物をはじめとする「商業印刷」を通じてだが、商品開発領域では「包装印刷」(パッケージング業務)においても密接につながっている。

同白書から印刷業界の製品別生産金額を見てみると、商業印刷は約1兆3959億円、包装印刷は約7445億円であり、両者の合算生産金額は約2兆1404億円にも上る。また、全体における割合は57.5%にも達している。

ちなみに、電通の調べでは2018年中の日本の広告費におけるプロモーション・メディア費はおよそ2兆685億円であった。両者の数字はそれぞれ意味合いが異なり、本来は比較するべきものではない。しかし、プロモーション業務と印刷業界の関わりの大きさを示す一例にはなろう。

近年は特に、プロモーション業界における印刷業界の働きは重要さを増している。裏を返せば、印刷業界にとっても、プロモーション業務は、最大の売上構成を誇る“屋台骨”になっている。その背景には、印刷需要の大きな変動があるようだ …

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