商品開発、広告・コミュニケーション、販売、アフターサービスなど、企業あるいは商品・サービスと顧客の接点に、インターネットが浸透したことで、あらゆる場面で双方向のコミュニケーションが実現できるようになっています。顧客接点の最前線に立つ、マーケティング、マーケティング・コミュニケーションに携わる人たちは、いまこの可能性をどのように顧客にとっての価値に転換しようと考えているのでしょうか。
インターネットは「企業と顧客との関係」をどう変えることができるのか。さらに、その先にある「顧客起点のDX(デジタル・トランスフォーメーション)」の方向性とは。注目の気鋭マーケターへのアンケートから読み解いていきます。
KEY PERSON 19
ネスレ日本
新しい顧客体験の創出、よりよい顧客体験の構築
Q 現在の職務の担当になってからの年月を教えてください。
4年4カ月
Q 昨年に比べて、デジタル予算はどのように変化しましたか。
非公開
Q 「インターネット、デジタルの活用でつくり出す、新しい顧客にとっての価値・企業と顧客の関係性」というテーマに対して、お考えになることをご回答ください。
新しい顧客体験の創出、よりよい顧客体験の構築。デジタルを通じたコンタクトポイントから、これまでにない接点、またデジタルを活用することで、顧客に応じたコミュニケーションなど関係性が増していく可能性を感じています。
2020年にあなたが注目している「手法」「テクノロジー」「トレンド」「企業」などを教えてください。
・ファンベース
・キャッシュレス決済の普及
・MaaS
KEY PERSON 20
富士通
ブランドからデマンドに至る一貫性ある情報発信を行いたい
Q 現在の職務の担当になってからの年月を教えてください。
11年7カ月
Q 昨年に比べて、デジタル予算はどのように変化しましたか。
非公開
Q 「インターネット、デジタルの活用でつくり出す、新しい顧客にとっての価値・企業と顧客の関係性」というテーマに対して、お考えになることをご回答ください。
お客さまが得たい情報をダイレクトにご提供する方法として、デジタル活用は特に重要。ビジネス変革を目指すお客さまの中長期的な検討に寄り添い、デジタルとアナログを組み合わせた様々な接点でブランドからデマンドに至る一貫性ある情報発信を継続的に行うことが以前にも増して重要になってきていると感じています。
2020年にあなたが注目している「手法」「テクノロジー」「トレンド」「企業」などを教えてください。
・アドベリフィケーション
・IMC(統合マーケティングコミュニケーション)
・デジタルテクノロジー活用
KEY PERSON 21
ボルボ・カー・ジャパン
ブランドの魅力をリアルに体験してもらう機会をつくりたい
Q 現在の職務の担当になってからの年月を教えてください。
5年0カ月
Q 昨年に比べて、デジタル予算はどのように変化しましたか。
微増
Q 「インターネット、デジタルの活用でつくり出す、新しい顧客にとっての価値・企業と顧客の関係性」というテーマに対して、お考えになることをご回答ください。
One-to-Oneで情報のご提案が可能になるのはもちろん、企業としてのフィロソフィー、バックグラウンドストーリーなど、ブランドの魅力をリアルに体感いただくことを可能にし、ターゲットを意図した顧客体験に導くための重要なインフラだと考えます …