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宣伝会議賞

キャッチコピーは応募者へのメッセージ 経験はすべて「今」につながっている

水野百合江氏(谷山広告)

今年の「宣伝会議賞」のメインビジュアルのキャッチコピーを書いたのは、谷山雅計氏の事務所に勤める水野百合江氏。水野氏は実は、第53回「宣伝会議賞」のコピーゴールド受賞者です。受賞当時は金融業界で働いていた水野氏がプロとして今年の「宣伝会議賞」のコピーを書いた心境に迫ります。

異業種からコピーライターに 人生を変えた"挑戦"

今年の「宣伝会議賞」のメインコピー「コピーのてっぺんから見る景色は、どんなだろう。」を書いたのは、第53回でコピーゴールドを受賞した水野百合江氏だ。このコピーには、かつての受賞者から応募者に対する強い思いが込められていた。

水野氏は、大学時代から広告業界に興味があったものの、当時は金融業界が合っているのではないかと考え、野村證券に入社。しかし広告業界で働く友人の姿を見て、再び興味を持ったという。友人の助言で、証券会社に勤めながら宣伝会議の「コピーライター養成講座」に通った。コピーを書いて講義内で評価されることに、営業の仕事と違った楽しさを感じたという。さらには...

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