「経験と構想をシェアする2日間―マーケティング界“大収穫祭”」と題して行われたアドタイ・デイズ2019(秋)。「企業・ブランドの顔になるコピーづくり」「産業としての広告界の未来」「トップCDOが考えるデジタルマーケティングの本質」「20代だからこそできる?10代~around20 マーケティング」など、さまざまなテーマで登壇者が講演、対談を行った。また会場では、「第11回販促会議企画コンペティション(販促コンペ)」の受賞作品の展示を行うなどの企画も行った。当日のセミナーの一部をレポートしていく。
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Taboola APAC Vice President Jonny Harvey氏。
タブーラは、データとディープラーニングを活用したアルゴリズムで、特定のコンテンツに関心があるユーザーを見つけるプラットフォームを開発・運営する、グローバルカンパニーだ。
月間ユニークユーザー数は世界のオンライン人口の約半分にあたる14億人。34カ国語でコンテンツレコメンドを行い、月間約15億のクリック数を記録。データはすべてプラットフォームを通して集約する。FIグランプリのピットストップ作業の世界新記録は1.88秒だが、タブーラのAIはその瞬間、5万人のユーザーに、最も関連性が高くクリックされそうな広告を予測し配信する。
日々膨大な情報にさらされる消費者に注目される広告とはどのような広告なのか。同社APAC Vice Presidentのハーベイ氏は、「答えはいたってシンプル。ブランドに注目がいくかどうかの決め手は、クリエイティブとコンテキスト。それに的確なタイミングでメッセージを送ること(Moment of Next)です」と話す。この「Moment of Next」がキーワードとなる。
例えば、同じ広告でも、プッシュ通知・ポップアップ型でUXを阻害して介入した場合と、シームレスかつ自然に見えて、コンテンツを探しているタイミングでリーチするのでは、ユーザーの感じ方に大きな差が出る。
同社のWebサイト「Taboola Trends」では、同社のデータを分析したクリエイティブに関するトレンドが無料で確認できる。今注目されているクリエイティブやテキスト、よく読まれている記事のキーワード、視聴完了率が高い動画のクリエイティブの特徴など、国別、カテゴリー別の最新情報を知ることができる。
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