第57回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。
課題のポイント
(1)今回、募集する作品に期待すること
(2)市場・ターゲットの動向や特徴
(3)課題商品・サービスの訴求したいポイント
(4)制作にあたっての注意事項
課題19 ディーエムソリューションズ
MOBYを知らない人がついWebでMOBYを検索したくなるアイデア
MOBY編集部 プロデューサー 大丸雄矢氏
(1)「MOBY」は『車はおもしろい!を届ける自動車情報メディア』として、毎日車を使う人や車を持っていない人に車を好きになってもらうため、日々、車の楽しさや魅力を発信しています。そこでより多くの人に「MOBY」を読んでもらえるよう、ついWebサイトに訪れたくなるキャッチフレーズを募集します。
(2)自動車情報メディアの大半は、40代から50代男性が主要読者層となっています。「若者のクルマ離れ」が叫ばれていますが、国内の総自動車登録台数は30年前とそう変わりません。これは、クルマは必要で乗ってはいるが興味関心がない人が多いことの表れとなっています。
(3)『クルマに詳しくない人にもわかりやすく』というコンセプトでメディア運営をスタートしており、一般的な自動車メディアに比べ「MOBY」は20代~30代が主要読者層で女性比率も高いという特徴があります。
(4)特にありません。
課題20 デンソー
デンソーがQRコードの開発者であることを知ってもらうキャッチフレーズ
広報・渉外部 ブランド推進室 室長 笹岡嘉一郎氏
(1)今年、誕生25周年を迎えるQRコード。実は、自動車部品メーカーであるデンソーが開発したことはあまり知られていません。生活に欠かせないQRコードを、クルマにとってなくてはならない存在であるデンソーが開発したことを伝え、デンソーの存在を印象づける作品をお待ちしています。
(2)世界中のカーメーカーを顧客に持つデンソーですが、一般消費者との接点は少なく、企業認知度が高いとは言えません。生活の中で活躍しているQRコードをテーマにした作品を通じて、「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい」というスローガンのもとで皆さんのお役に立っているデンソーを知り、関心を持ってもらう機会にしたいと考えています …