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EDITOR'S PICK キャンペーン

商品名を一切記載しない問いかけのみの駅貼り広告で勝負

ロート製薬「#日本で一番売れてる化粧水は?」

ロート製薬は「肌ラボ」のプロモーションとして「日本で一番売れてるシリーズの化粧水」のキャンペーンを実施した。

12年連続売上No.1のロングセラーブランド

ロート製薬は、自社のブランド「肌ラボ」のプロモーション「日本で一番売れてる化粧水シリーズ」の一環として、8月8~25日の期間限定で「日本で一番売れてるシリーズの化粧水」が当たるTwitterキャンペーンを実施。それに連動し、8月19~25日まで、駅貼り広告を新宿駅と阪急梅田駅にて掲出した。

「肌ラボ」は販売開始から15年もの間、スキンケアの原点である保湿にこだわり、12年連続で売上No.1を記録。駅貼り広告では、「#日本で一番売れてる化粧水は?」とだけ記載された商品名のない広告を東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードと、阪急梅田駅うめばなに掲出。正体が分からないまま立ち並ぶインパクトのある広告は通行者たちの注目を集めた。

本キャンペーンについて同社メディア&プロモーション部の墨田康男氏は、「長く親しまれてきたロングセラーブランドゆえの、他者にまねできない資産をいま一度堂々と訴求したかった」と話す。

一方、ロングセラーブランドならではの課題も抱えていたという。「売上No.1はキープしつつも、その事実はあまり知られていませんでした。それと同時に、肌ラボブランドのイメージ的な鮮度も低下しているのではないかという懸念もありました。そのため、改めてニッポンの肌に支持されてきた肌ラボのすごさに気付いてもらうことで、注目度の上昇を狙いました」(墨田氏)。

そこで、実績をより強く印象付けるための第一段階として、「日本で一番売れてる化粧水は?」と問いかけるティザーコミュニケーションを展開。「一度考えてもらうことで、答えを知ったときに驚きや納得とともに、『肌ラボ』『極潤』が強く印象に残るのではないかと考えました」(墨田氏) …

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