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広告業界トピックス

東京オリパラまで残り1年 開催向け、放送各局の準備本格化

明石庸司

特番司会には嵐や関ジャニ∞ 放送各局、「異例の早さ」で準備進む

2020年7月24日開幕の東京五輪・パラリンピックまで1年を切った。放送各局は早くもメーンキャスターや総合司会を発表し、NHKにおいては、番組の常時インターネット配信への準備も始まっている。

フジテレビ系列のメーンキャスターにはアイドルグループ「関ジャニ∞」の村上信五氏が、TBS系列は大会の総合司会に同社の安住紳一郎アナウンサーが各々就任。一方、NHKは嵐が、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就いた。

自国開催ということもあり、各社ともこれまでの大会に比べ異例の早さでの発表となっている。村上氏はこれまでもフジテレビのスポーツ番組で司会を務めてきた実績があり、現在も「村上信五∞情熱の鼓動」のMCを務めている。

また、安住アナも7月から放送を開始した、五輪で活躍が期待されるアスリートから本音を聞き出す「東京VICTORY」に出演。嵐も7月24日放送のNHK特番「2020スタジアム東京五輪開幕1年前SP」で、IOCのトーマス・バッハ会長にインタビューを実施。継続的な番組での取り上げを通じ、大会そのものの機運醸成と大会中継の視聴に結びつける戦略がうかがえる …

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