[SEMINAR DATA] | |
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ゼミ名 | 小野晃典ゼミナール |
設立 | 2001年 |
学生数 | 3年生:14名 4年生:9名 大学院生:4名 |

慶應義塾大学 商学部
小野晃典教授
1995年慶應義塾大学商学部卒業、同大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。慶應義塾大学商学部助手、専任講師、助教授、准教授を経て2010年より現職。近著は「独自性欲求が口コミ発信行動に及ぼす影響」『マーケティングジャーナル』147号、ベストペーパー賞。
マーケティングの最先端に触れ未来を創造してほしい
慶應義塾大学の小野晃典教授のゼミでは、広告・消費者行動を中心にマーケティングを研究。ゼミ生は学部・学年の壁を超えて集い、教授も加わっての議論はいつも白熱している。そんな小野ゼミが活動の中で大切にしていることは、日々のインプットだ。ゼミ生は、ゼミに入る3年生の春から海外の論文を数多く読むことになる。「すでに存在しているアイデアを自力で考え出すことは徒労でもあるので、海外の雑誌に載っている論文から、最先端の知識やアイデアを蓄えてもらいます」と小野教授は狙いを語る。
海外文献からのインプットは継続しつつ、3年生の秋からはグループに分かれて学術論文の制作に取り組む。小野教授は、「海外の論文を批判して代替案を提示する、一歩先を行くような論文を制作するよう指導しています」と方針を話す。
さらに、ゼミ生のおよそ半数は有志として英語で論文を書き、海外の学会に投稿。審査を経て採択されれば現地まで行き、学会で研究者や院生に混じって発表もする。実際、小野教授も共同研究者として携わった論文が、毎年のように海外の学会に採択され、ゼミ生とともに海外発表を行っている …
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