消費者を対象に広告だけを使ったマーケティング活動では、市場にインパクトを起こしづらい時代。クリエイティブPRの視点から考える、新しいマーケティングの在り方を解説します。
メディアやSNSで話題になるニュースの力により、すでに完成した商品やサービスの認知を高めることもできますが、実は「商品開発」そのものに革命を起こすこともできます。今回は、PRと商品開発をテーマに解説していきます。
例えば、「桃太郎トマト」で広くその名を知られる種苗メーカー・タキイ種苗のケース。私たちは、ある新品種のプロモーションについて相談を受けました。その品種とは「辛くないハラペーニョ」。通常のハラペーニョよりも肉厚で、焼くと甘味が強くジューシーな品種で、新規性はあるもののメディアが取り上げるまでの価値は薄いという印象でした …
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