広告マーケティングの専門メディア

           

ブランディングから「BRAND+ing」 の時代へ

なぜ「BRAND+ing」が必要なのか? ブランド資産がもたらす価値

原 純子氏(ランドーアソシエイツ)

全12回におよぶ「BRAND+ing」戦略の連載も終盤を迎えました。最後のテーマは、なぜ「BRAND+ing」が必要なのか?そもそも莫大な投資を必要とする「BRAND+ing」にはどのような価値があるのでしょうか?この問いに対する答を紐解いていきましょう。

ブランド戦略やデザインの現場でクライアントと向き合っていると、「ブランディングの効果を数値化して知りたい」、「どうしたらビジネスの現場でブランドへの投資を正当化できるのか」といった悩みを聞く機会が増えていると感じます。実際、グローバルブランディングのプロジェクトでも、ビジネスに対する効果を示すことを前提とした戦略へのニーズが急速に高まっています。

「なぜブランドへ投資すべきか?」その答は端的に言ってしまえば、売上を増やすため、利益を最大化するためです。強いブランドとなっているモノやサービスでは、コモディティ化したそれよりも、プレミアムな価格で販売できることや、製品の機能が最も優れていなくても支持してくれるロイヤリティ顧客を保持できるなど、様々なメリットがあることは読者の皆さまも経験からご存知かと思います。

それでは、ビジネスをドライブする強いブランドに不可欠な要素とは何でしょうか。それはブランド資産です …

あと63%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

ブランディングから「BRAND+ing」 の時代へ の記事一覧

なぜ「BRAND+ing」が必要なのか? ブランド資産がもたらす価値(この記事です)
企業の成長を地域の成長につなげる、ローカル企業のブランディング
重要性が高まる「エンプロイーエクスペリエンス」(EX)
グローバルで一貫したブランド表現をする上で直面する課題
一貫した表現を発信するためのフレームワーク
ロゴ管理だけでは担保できない一貫した表現を発信するための考え方
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する