[SEMINAR DATA] | |
---|---|
ゼミ名 | 演習(マーケティングと消費者行動) |
設立 | 1989年 |
学生数 | 3年生:19名 4年生:18名 |

中央大学 商学部
三浦 俊彦教授
1982年慶應大学商学部卒。86年慶應大博士課程中退。博士(商学)。95年コロンビア大学ビジネススクール客員研究員、96年ESCP(パリ)客員教授。著書に『グローバル・マーケティング戦略』(有斐閣、2017年)、『日本の消費者はなぜタフなのか』(有斐閣、2013年)など多数。
マーケティングに欠かせない両輪 サイエンスとセンスを磨く
優れたマーケティングを実践する企業は、必ず"サイエンス"と"センス"を兼ね備えている―。この考えから、中央大学の三浦俊彦教授はマーケティングを学ぶ上で、サイエンスとセンスを磨くことが欠かせないと言う。
「調査や分析といったサイエンスは、商品の改良改善に活かすことができます。しかし、それだけでは時代を変えるような新製品は生まれない。センスによるアプローチとの両輪が、マーケティングでは重要だと考えています」と三浦教授は語る。
前者のサイエンスについては、絶えず基礎的な勉強を続けることが肝心だ。そのため三浦ゼミでは、本格的にゼミが始まる前の2年生の春休みにコトラーの分厚いマーケティング理論の本をほぼ学びきる。
一方の新しいものを生み出す"センス"は、一体どのように身に着ければよいのだろうか...