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宣伝会議賞

第56回「宣伝会議賞」贈賞式レポート【7】─ 一次審査講評(2)

『宣伝会議』4月号誌上で発表となった一次審査通過者。全応募作品の中から一次審査を通過したのは、わずか1.07%でした。一次審査を担当した広告界の最前線で活躍するクリエイターの皆さんに、審査講評を聞きました。

電通 倉成英俊
日経新聞から一文だけ切り取り「一言切り抜きfrom日経」というnoteを書いてます。ほとんど記事からですが広告からもたまに。例えば、すかいらーくの創業者が最初に作ったことぶき食品ひばりヶ丘店のDMのコピー。主婦の関心を引く為に「独身の若者が店を開きます」だったと。手本は色んな所にある、という話でした。

博報堂 黒田康嗣
コピーを考え続けることは、その広告が機能するかどうかを全方位で考え抜くことそのもの。ビッグデータの支配力やAIと対等に渡り合えるコピーライターになるしかないんですよね。審査をしながら、ずっとそのことを考えていました。

電通 忽那治郎
同じ視点なら、やはり「短い口語」が飛び込みやすいです。

POOL 小林 麻衣子
言葉遊びに終わっていないか。ちゃんとお題の本質を突いているか。最後に確認したら更によいと思います。みなさまおつかれさまでした。

こやま淳子事務所 こやま淳子
あれだけの応募があると、審査する方も大変で、見落としてしまわないか毎回とても気をつけます。そんななか自然と目が止まるような、発光しているようなコピーが時々あって、自分でもそんなコピーを書きたいものだなと勉強になります。今年ダメだった方も、ひとつの訓練の場だったと思って、これからもがんばってください。

ホンシツ 斉藤賢司
今年もまたたくさんのコピーを見させていただきました。世の中を行き交うコトバの総量が圧倒的に増え続ける中で、「何か気になったり」「心にワケもなく残ったり」する条件って今何なのだろう?とあらためて考えさせられました。コトバが動いているスピードと同じ速さで、動き続けなければいけない。今年もありがとうございました。

コトリ社 坂本和加
コピーは言葉遊びではないです。安易に考えたものは、「それが伝わって」しまうのです。「伝えたい!」そのエネルギーが、きちんと言葉に定着されているコピーは、毎年きちんと次の審査へ進んでいくものです。

博報堂 佐々木 洋一
課題に忠実に応えようとするあまり発想を飛ばせず同工異曲の山に埋もれるか。身勝手に発想を飛ばしすぎて意味不明に陥るか。上手い人は、その左右両極を高速で行ったり来たりしながら、ヒットゾーンに打ち返します。コピーを書いたら、一度冷静な目で検算してみることをお勧めします。

ダイコク サトー克也
書いたコピーを読み直し、自分のココロが少しでも動くかどうかをまず確認してみてはいかがでしょう。人のココロを動かすには、まずは自分のココロを動かすことが大切だと思います。

電通 渋谷三紀
自分の気持ちを深く深く掘り下げてみる。思いきってさらけ出してみる。今しか書けない、自分しか書けないコピーを書くほうが、当てにいって他の人とかぶるよりいいんじゃないかと思ったりしました。それに、そういうの楽しくないですか? …

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