消費者を対象に広告だけを使ったマーケティング活動では、市場にインパクトを起こしづらい時代。クリエイティブPRの視点から考える、新しいマーケティングの在り方を解説します。
はじめまして。神谷製作所の神谷です。神谷製作所は3年前に「未常識を新常識に変える」をミッションに「クリエイティブPR」を実現する組織として立ち上げた会社です。
一般的にPRの概念とは企業を取り巻く消費者・株主・採用候補者など様々なステークホルダーとの情報環境を、メディアを効果的に使うことによって良好に保つこととされてきました。しかし、もはや"良好"を目標にしていては、足りないのではないか。現代の混沌とした情報環境では良好以上に、エクセレントな関係づくり、複数のステークホルダーに深く刺さるコミュニケーションを行わなければ事業成長は望めないのではないか。そんな課題感が、クリエイティブPRを掲げる神谷製作所の設立につながっています。
それでは、なぜクリエイティブPRについてマーケティング専門誌の『宣伝会議』誌上で連載を展開するのか。ここ数年、トリプルメディアの概念に代表されるように、広告もPRも融合した施策が求められてきたことが理由のひとつです …
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