広告マーケティングの専門メディア

           

注目の広告業

SNSの運用を通して企業とファンの関係をつくる

宍戸崇裕氏(BOKURA)

顧客の感動を生み出す感情を込めたコミュニケーション

企業によるソーシャルアカウント開設は一般化したが、その運用については課題を抱える企業も多い。こうした課題を解決するのが2015年設立のBOKURAだ。SNSをコミュニケーションツールとして活用しながら、企業のファンをつくる手伝いをすることを目的に設立された。

代表取締役社長の宍戸崇裕氏が、SNS運用支援企業に務めていた経験から、戦略立案、運用、集客・刈り取り、効果測定の4つの仕事をすべて統括で請け負う会社がないと感じており、そこに商機を感じたことが起業の後押しとなった。

最近は大手企業だけでなく、地域の老舗企業などにもクライアントが広がっているというBOKURA。SNSの特性上、エッジの効いたブランドの方が、相性が良いようだ。例えば60年以上の歴史を持つユースキン製薬もBOKURAが支援する企業ブランドのひとつ。若年層へのリーチに課題を感じていた同社の「ユースキンA」だが、ソーシャル上で検索してみると、すでに数多くの投稿がなされていた。

そこで投稿者一人ひとりに公式アカウントを通じてコミュニケーションを取ってもらったところ、ファンの熱量は高まり、リアルイベントの開催にまでつなげることができた …

あと56%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

注目の広告業 の記事一覧

SNSの運用を通して企業とファンの関係をつくる(この記事です)
購買データとテレビ視聴データをつなぎ効率的なテレビ活用を指南
SNS発の漫画クリエイターと企業のマッチングを支援する
貪欲にデータを見て仮説を検証 多くの人に使われるサービスをつくる
自社で制作する良質なコンテンツがユーザー・広告主との『熱量』を生む
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する