広告マーケティングの専門メディア

           

マーケターのための事業構想

行政と企業が連携して「歩きたい」空間をデザイン

谷田光晴氏(メディアプランナー・演出家・企画家 SPOON 代表取締役)

大都市において、川の利用は利水・治水が中心であり、注目される機会は少ない。こうした中、横浜市では「川」と「まち」と「ひと」の関係を編み直し、新しい価値・魅力を創出しようとする取り組みが始まっている。

2018年10月から11月にかけて横浜市中心部を流れる大岡川で実施されたイルミネーションイベント「大岡川ひかりの川辺」。LEDの電飾ではなくムービング照明とレーザーを使用して演出した。

横浜市中心部を流れる大岡川。春には満開の桜が美しい景観と賑わいを生み、1年を通して水上スポーツSUP(Stand Up Paddleboard)などのアクティビティを楽しむ人が訪れる。またこの大岡川流域は、アーティストの制作拠点でありアートフェスティバルが開催されるなど"アートの街"という側面も持つ。このように多様な魅力を有するエリアであるが、関係者間の交流が少なかったため、効果的に魅力を発信できずにいた …

あと71%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

マーケターのための事業構想 の記事一覧

行政と企業が連携して「歩きたい」空間をデザイン(この記事です)
新しい発想で「畳」を楽しい成長産業へ導く
自動車教習所の新ビジネス データを活用し高齢者の運転寿命を伸ばす
想いをつなぐブロックチェーン スポーツ選手をデジタルギフトで応援
持続可能な地域づくりへ新構想 「地方創生ICO」で資金を調達
社会課題をインバウンドに繋げる 日本のジビエが外国人を呼ぶ
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する