
百貨店の進化
● 著者/伊藤元重
● 発行所/日本経済新聞出版社
● 価格/1800円(税抜)
消費者、テクノロジー、そして何より社会環境の変化に合わせて、変革を繰り返してきた小売業。そして、変動の激しい小売業の中にあって100年以上、企業によっては江戸時代から存続し、今でも業界の中心的な位置を占めている業態。それが百貨店だ。
「消費小売は経済や社会の変化に敏感に反応します。本書ではデジタル技術革新、都市の構造、消費者の行動、グローバル化などの視点から、百貨店ビジネスがどのように変化していくのかを考察しました。ここで描かれていることは、消費小売全体にビジョンを提供するはずです」。こう説くのは、本書『百貨店の進化』の著者、伊藤元重氏。本書は、百貨店の現在を分析することで、そこからより広い視野での現代の小売業や日本経済の姿を映し出した一冊だ …
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