日本では正月広告が盛り上がりを見せますが、例年、海外ではクリスマス時期に華やかな広告キャンペーンが展開されます。ここでは、2018年注目の海外のクリスマスキャンペーンを末永朗子氏が紹介します。

映画の「ホーム・アローン」をモチーフにした、Google AssistantのWeb動画。
家族でも楽しめるヘルシーコンテンツが魅力
先日Forbesの記事を読んだところ、米国ではクリスマスホリデーにストレスを感じている人が少なくなく、アンケートを実施した2000人の内、実に3分の1の人たちにのぼったそうだ。
記憶に新しいREIのブラックフライデーに店舗閉鎖をし、買い物客を屋外に出向かせることを含む、巧妙に反消費者へも向けた「#OptOutside」は、日本で認知の低かったブラックフライデーを知らしめるほど成功したが、米国ではこれ以外にサンクスギビング、サイバーチューズデーと購買を促進するキャンペーンがクリスマス前に目白押しのため、消費者がストレスを感じているということだそうだ。
しかし、スーパーボウル同様に今年もさまざまなキャンペーンが実施され話題になったのも事実だ。例えばGoogleが米国で公開した『Home Alone Again with the Google Assistant』は、家族で楽しめるホリデーCMの典型。1990年の映画『ホーム・アローン』をモチーフにし、大人になったマコーレー・カルキンがセルフ・パロディを演じている …
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