広告に"爆毛赤ちゃん"と近藤サトさんを起用
ヘアケアブランドの「パンテーン」は、"爆毛赤ちゃん"の愛称で世界中から愛されるbabychanco(ベイビーチャンコ)と、2018年に白髪を染めずにテレビ出演した姿が話題となり"グレイヘア"のアイコン的存在となった近藤サトさんとコラボレーションし、新年のブランド広告を展開した。
「パンテーン」は1945年に誕生してからこれまで、P&Gのヘアケアブランドとして世界中の女性に愛され続けている。P&Gジャパン ヘアケア事業部 アソシエイト・ブランド・ディレクターの大倉佳晃氏は、本企画が生まれたきっかけについて次のように話す。
「パンテーンは『美しい髪を通じて、女性が一歩前に踏み出す勇気をサポートする』というブランドのフィロソフィーがあります。固定概念にとらわれていたり、周りと違うと不安になってしまったりする女性たちに向けて、もっと自分らしい美しい髪で、勇気をもって前に進んでほしいという願いを込めて企画しました」。
個性的な"髪"の2人を起用し「自分らしい髪」をアピール
今回、プロモーションにbabychancoを起用したきっかけは、パンテーンのグローバル ヘアケア&ビューティ部門プレジデントがアメリカの娯楽雑誌『People』で「Get this kid a Pantene ad!(この赤ちゃんはパンテーンの広告に出演すべきだ!)」と彼女が紹介されていた記事を偶然目にしたことだったという。「babychancoちゃんは、SNSを通じて個性的な"爆毛"で世界中の人々に個性や違いを愛することの大切さを教えてくれる存在でした」(大倉氏)。
一方、近藤サトさんは、2018年にグレイヘアを披露し、多くの女性の賞賛を得た。主婦の友社が2016年と2018年に30代~80代の女性500名を対象に実施した「女性の白髪(グレイヘア)に対する意識調査」では、白髪を「素敵・美しい」とイメージする人の割合が約5倍に急増したという …