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4社が語る、マーケティング事例やマーケティングの本質・成功のポイントとは

CCCマーケティング/BitStar/ビモクリ/ブレインパッド

2009年にスタートし、9回目を迎えた「宣伝会議サミット2018」。宣伝会議では、2018年11月14日、15日の2日間にわたり、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催した。本サミットでは、広告・マーケティングの領域で、日々刻々と変わる環境に、力強くもしなやかに対応し、成果を出しているマーケティング・宣伝部門の担当者が登壇。成果を上げた事例のHow toのみならず、仕事に臨むマインドセットについて紹介した。その講演の一部をレポートする。

TV視聴データと購買データの連携で広がるマーケティング戦略の可能性

CCCマーケティングが展開するTポイントサービスは、現在約6,700万人の購買データを有する。そのうち、テレビの視聴データと購買データがつながっているのは20万人だ。CCCマーケティングが取得しているテレビの視聴データは、地上波はもちろんBSやCS、録画までテレビに映るもの全てにわたり、1秒単位で視聴率がわかる。同じ番組やテレビCMを何回見たかというリーチ率も把握できるという。

これらのデータを使えば、どのテレビ局のどの時間帯にCMを流せば多くのターゲットに訴求できるかが分析できる。また、CMを視聴した前後の購買データから、その人がCMを見て購入したのか、普段から購入しているのかも特定が可能だ。

    お問い合わせ

    CCCマーケティング株式会社
    〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー8F
    TEL:03-6800-4904
    URL:https://www.cccmk.co.jp


フォロワー数や再生数だけで判断しないインフルエンサーマーケティングの秘訣

インフルエンサーマーケティングに興味を持つ企業が増えている中、BitStar 新規事業責任者 兼 IPRプロデューサー 植田和臣氏は「正しい理解がないまま発注判断がされていることが多い」と指摘する。植田氏によると、フォロワー数をベースとした見積もりや、提示される実績が再生数のみの提案には乗るべきでないという。

インフルエンサーマーケティング成功のポイントは4つ。明確なKPIの設定、目的に合わせたSNSの選定、ファン属性などが最適なインフルエンサーの選定、KPIに近づく企画の立案だ。同社が無料で提供しているツール「IPR」は、インフルエンサーやコンテンツのデータを解析して提示。インフルエンサーの選定やエンゲージメントの確認に利用できる。

    お問い合わせ

    株式会社BitStar
    〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-5 シオノギ渋谷ビル6F
    TEL:03-4520-5777
    E-mail:info@bitstar.tokyo
    URL:https://corp.bitstar.tokyo


企業の潜在価値の開発が顧客の態度変容を起こす

デジタルマーケティングが進展したが、相変わらず手詰まり感が漂っている。「問題は、最も本質的な部分、態度変容に効果的なメッセージの開発に切り込めていないからだ」と、ビモクリ 代表取締役社長 平野淳氏は指摘する。

態度変容を起こすためには、顧客が知らず、かつ重要と感じる情報を伝える必要がある。それは、「顧客自身も気づいていない潜在問題」や、「企業に埋もれている潜在価値」といった情報であり、発見するためには、自社の社風や商品開発の発想など自社の潜在的な資産を振り返ることから始めると良い。その価値をコンテンツに反映して顧客に伝えた結果、カゴメの「野菜一日これ一本」では約90%の顧客が態度変容し、購入率は128%上がったという。

    お問い合わせ

    株式会社ビモクリ
    〒107-0062 東京都港区南青山3-1-3 スプライン青山東急ビル6F
    TEL:03-4577-8999
    FAX:03-4333-7433
    E-mail:info@bimocre.com
    URL:http://bimocre.com/


ソーシャルリスニングツールの活用で顧客の隠れた本音を導き出す

顧客のインサイトや反響などを調べる際に、今やSNSからの情報収集や分析は欠かせない。SNSであれば、聞き出しにくい本音も何気ない投稿から見つけることができる。SNSの情報収集には、ソーシャルリスニングツールが便利だ。ブレインパッド提供の「Crimson Hexagon」には、2010年7月以降のTwitterの投稿を100%収集できる、投稿が持つ感情の評価軸を設定できる、画像からも情報を収集できるといった特徴がある。

このツールの使用事例としてコカ・コーラは、ドリンクバーを盛り上げる企画を立てる際、「混ぜる」「つくる」という関連ワードを導き出し、ドリンクバーの飲みものを混ぜてつくる「モクテル」を推奨するキャンペーンを実施したことを紹介した。

    お問い合わせ

    株式会社ブレインパッド
    〒108-0071 東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル3F
    TEL:03-6721-7002
    E-mail:info@brainpad.co.jp
    URL:https://www.brainpad.co.jp/

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