広告マーケティングの専門メディア

           

Pick Up!(PR)

ユーザーインサイトを重視し的確なマーケティングを実施

ソネット・メディア・ネットワークス/Dropbox Japan

2009年にスタートし、9回目を迎えた「宣伝会議サミット2018」。宣伝会議では、2018年11月14日、15日の2日間にわたり、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催した。本サミットでは、広告・マーケティングの領域で、日々刻々と変わる環境に、力強くもしなやかに対応し、成果を出しているマーケティング・宣伝部門の担当者が登壇。成果を上げた事例のHow toのみならず、仕事に臨むマインドセットについて紹介した。その講演の一部をレポートする。

ユーザーインサイトを捉えたマーケティングでAIを利用し、より正確なプロファイリングを実現

マーケティングソリューションの開発・提供を行うソネット・メディア・ネットワークスは、「動画広告を使ったユーザー理解、マーケティングコミュニケーションを最適化させる方法」をテーマに講演を行った。

同社の執行役員 谷本秀吉氏は、新商品のマーケティングAI「VALIS-Cockpit」を紹介した。「当社の広告配信エンジン『Logicad』と組み合わせることでマーケティングのPDCAを自動化し高速化できる」と説明。同社シニアプロデューサーの谷口考志氏は、「人間にはできなかったAIによる正確なプロファイリングで、ユーザーの姿を浮き彫りにし、潜在ユーザーを発見できる」など、特徴について事例を挙げて説明した。

後半は、日本航空(JAL)Webコミュニケーショングループ長の山名敏雄氏が加わりトークセッションを実施した。

山名氏は、「リサーチでお客様は『なんとなく好き』と思っている航空会社を選んでいることがわかった」と話した。そのため、好感度を上げて選んでもらうために、若年層へのアプローチで成果を上げている「ニコニコ超会議」の事例を紹介。ボーカロイド専門の作曲家によるオリジナル楽曲に合わせ、ニコニコ動画の「踊ってみた」で人気の振付師が考えたダンスをJALの社員やCAが踊る動画がニコニコ動画で評判となり、イベント「ニコニコ超会議」ではJALブースに集まった1,000人と一緒に踊る動画を撮影した。

山名氏は、「ニコニコ動画の文脈とJALの文脈がうまくマッチしたコンテンツになったので、ニコニコ動画ユーザーに受け入れられた。趣味嗜好が多様化する現在は、ユーザーインサイトを知ることが一番重要。今後もターゲットの興味関心を見つけてそこからアプローチしていきたい」と語った。

ソネット・メディア・ネットワークス
アドテクノロジー事業
執行役員
谷本秀吉氏

    お問い合わせ

    ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
    〒141-0032 東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー12階
    TEL:03-5435-7935
    FAX:03-5435-7934
    E-mail:info_valiscockpit@so-netmedia.jp
    URL:http://www.so-netmedia.jp/


ユーザーにとって使いやすくするためにロジカルな仮説を重視したマーケティング

創業11年にして世界で5億人のユーザーを獲得したDropbox。ファイルを簡単に同期できるサービスを提供するなど、仕事や作業の効率を高めることに注力している。2018年3月には米株式市場に上場し、日本には2014年に上陸した。

Dropbox Japan ジャパンマーケティングリードの上原正太郎氏は、クラウドにリンクした全デバイスで常に最新のファイルを共有できるなど、サービスの特徴を動画で紹介し、「クラウド上でファイルを共有すれば、従来の半分の時間で作業ができる」と説明。さらに「当社のビジネスモデルは、最初はユーザーが無償で利用でき、その後有償に移行してもらうモデルなので、ユーザーにとって使いやすいツールを導入できるかどうかが肝になる」と話した。

非英語圏のカスタマーグロースの責任者で日々、売上向上のためのABテストに取り組む植山周志氏は、「ABテストで重要なことは3つ。ひとつめは、成果が大きいプロジェクトから着手すること。2つめは、顧客からの意見やユーザーテスト、顧客との面談など、様々な調査で集めたデータを分析し、ユーザーの立場になってユーザーが良いと思うような仮説を導き出すこと。仮説を立てるにはロジックが必要。3つめは、テストの内容を詳細に記し、テストを繰り返し反省すること」と説明した。

企業向け「Dropbox Business」の認知向上に注力する上原氏は、「日本企業は古いシステムに機能を追加するために投資をし続けている。これは非常にもったいないことだ。クラウドを活用すれば効率的に成果を上げられることを伝えていきたい。当社はまだ少数精鋭だが、3年後にどういう規模になっているか、想像するとワクワクする」と語った。

(左から)Dropbox Japan カスタマーグロース Head of International 植山周志氏、Dropbox Japan ジャパンマーケティングリード 上原正太郎氏

    お問い合わせ

    Dropbox Japan株式会社
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
    TEL:03-4510-0421
    E-mail:japan@dropbox.com
    URL:https://www.dropbox.com

無料で読める『本日の記事』をメールでお届けいたします。
必要なメルマガをチェックするだけの簡単登録です。

お得なセットプランへの申込みはこちら

Pick Up!(PR) の記事一覧

4社が語る、マーケティング事例やマーケティングの本質・成功のポイントとは
デジタルを活用した4社の多様なマーケティング
SNSの特性を生かしてユーザーに効果的に訴求する
消費者の行動や体験を重視したコミュニケーション戦略
ブランド戦略とCX(顧客体験)向上の鍵とは
マーケティングや広告の成果を上げるデータ連携や広告設計とは
デジタルを利用して顧客体験向上を目指す
ユーザーインサイトを重視し的確なマーケティングを実施(この記事です)
オムニチャネル化を手段として活用 顧客満足を高める小売りのマーケティング
データを活用することで個人や場面に合わせたマーケティングが可能に
ワコールら実践企業が語る動画活用の最新事例
オリジナルキャラクターでブランドのファンをつくる
初挑戦のママ向けWeb動画で「薬用ソフレ」EC売上が前年比179%に
ヘルスケアマーケティングと動画配信マーケティングの最先端
位置情報やタクシーのOOHを活用したマーケティング
ハッシュタグ検索が世界平均の約3倍 能動的な日本のInstagramユーザーの今
明確なF2層へのターゲティングの姿勢 コーセーが感じた「Dlife」の強みとは
イノベーションをもたらすチームワークのキーワードは「協働性」と「能動性」
「Autonomous」データベースへの進化 高まる『連携』の必要性
広告、そしてクリエイティブはどこへ向かう?2019年の日本そして世界の潮流を予測
メディア単位からコンテンツ単位へ 進化するブランドセーフティ
スマホ時代、メディアと広告主のあるべき理想の関係性とは?
レシピ動画で新商品の課題を解決!オタフクソースが関東での売上拡大を実現
次の施策、そして売上につながるデータとは?
AIに何を学ばせればよいのか?運用型広告の成果を高めるポイント
広告の貢献度を高めて課題を解決 広がるGoogleアナリティクス360の活用法
美容オタクが集まる「MimiTV」を活用 花王の「スモールマス」戦略
シズル感あるパフェ動画で興味を喚起 ミニストップのF1層の店舗送客プロモーション
次世代CMOが学びを深める──第2回「CAMP TOKYO」が開催に
今だからこその思い「しなきゃ、なんてない。」 ブランドパーパスを込めたLIFULLのCM
ガストと挑戦! ママ向けの新たな施策 サービス理解が深まる利用シーンを創出
動画で「つくってみたい!」を醸成 パッケージにレシピで流通商談にも活用
Hyper Islandの創業者が来日 必要なスキルや変化に臨むマインドセットとは
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する