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オリジナルキャラクターでブランドのファンをつくる

east field

east fieldは11月28日、「キャラクタービジネスのリーディングカンパニーが語る キャラクターが長期的にファンを創造するマーケティングコミュニケーションセミナー」を開催。昨今、注目が集まっているキャラクタービジネスの成功事例やビジネスをサポートするサービスの紹介、キャラクター作家を交えてのパネルディスカッションが行われた。

east field 代表取締役 東原邦明氏の講演の様子。

実績のある作家と制作サポートでキャラクターの積極展開を支援

east feldは、ブランド戦略コンサルテーションからクリエイティブまでを提供するコンサルテーションサロン。キャラクターに力を入れていることから、本セミナーを開催した。

最初に登壇したのは、ベネッセコーポレーションの橋本英和氏。同社が子ども向けに提供する教育教材「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」の事例を説明した。同社が本格的にキャラクタービジネスを始めたのは2006年。「こどもちゃれんじ」がブームになり、「しまじろう」を誰もが持っていたがゆえに倦厭され始めたことがきっかけだ。

「しまじろう」の露出を控える意見もあったが、同氏は改めて「しまじろう」を活用することでブランドの再構築と新規顧客の開拓ができないかと考えた。まず取り組んだのは、キャラクターの再設定。「しまじろう」の性格や事業上の役割を冊子にまとめて可視化し、顔のトーン&マナーも統一。社内で理解を促すためのインナーコミュニケーションや、外部企業とのアライアンスと展開をしていった。

次に、east feld 代表取締役の東原邦明氏が、キャラクターマーケティングをサポートする同社とアニメの制作やライセンス事業を行うぴえろが共同で提供するサービス「character factory」について説明。東原氏は、かつてマクドナルドのおもちゃ付きセットである「ハッピーセット」のキャラクターマーケティングを担当し、売上を伸ばした実績を持つ。キャラクターがブランディングやマーケティングに与える影響を実感し、現在の会社を起業した。

「character factory」は、キャラクターの制作から展開、ライセンスアウトまでを一貫して提供するサービス。東原氏は企業がキャラクターを持つメリットについて「既存ユーザーとより深い関係性をつくりやすく、新規ユーザーも取り込みやすいことから、売上アップにつながる。また、社内の活動にも使うことができる」と述べる。

サービスの流れは、まずキャラクターマーケティングの目的を設定し、次にキャラクターデザインを依頼する作家をタッチ見本から選ぶ。作家はいずれもヒット作の実績を持っているため、社内の稟議も通りやすいことが強みだ。

「character factory」が利用された事例のひとつに、回転寿司チェーン「かっぱ寿司」のかっぱのキャラクターのリデザインがある。約30年前にデザインされたキャラクターを今の時代に合わせたタッチにデザインし直し、現在はLINEスタンプやマンガ、グッズへと展開を広げている。「character factory」は絵本化やイベント演出なども行っており、「企業の目的や予算に合わせて展開を考えていく」と話した。

最後に東原氏、ぴえろの石川貴広氏、キャラクターマーチャンダイジングを得意とするバンダイの村瀬和絵氏、キャラクター作家のJINCO氏がパネルディスカッションを実施。ヒットするキャラクターを生み出すには長期的に売り出し続けることも大事であると意見を交わした。

    お問い合わせ先

    east field 株式会社
    〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-16-8 クリスタルビル7F
    TEL:03-6303-3501

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