これからのリテールは感動と体験が鍵 消費者の多様化とデジタル時代に応える
ファッションブランド「earth music&ecology」をはじめ、飲食やホテルなど幅広いブランドを持ち、事業展開を行うストライプインターナショナル。代表取締役社長 兼 CEOの石川康晴氏に、デジタル時代の戦略やマーケターに期待する役割を聞いた。
デジタル時代のマーケター60人の挑戦
日々進化を続けるデジタルテクノロジーを事業に取り入れながら、新しい顧客体験の創出やブランド価値の向上に挑戦するマーケターの皆さん。デジタルテクノロジーの活用で実現しうることや、2019年に注目していることを聞きました。(社名50音順・敬称略)
DIGITAL MARKETER 41
ベネッセコーポレーション
チャネル開発部 副部長
松藤壯太
2012年ベネッセコーポレーション入社。入社以降一貫して「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」のデジタルマーケティングを担当。
6年11カ月
お客さまごとの課題に応じた、さらなる学習サポートができるのではないかと考えています。赤ペン先生などで培った人の手を介したサポートに加え、デジタル教材における学習履歴などをもとにした提案、それらのサービスとデータを組み合わせていくことで、より一人ひとりに寄り添った学習支援ができると考えています。
・CX
・ログ+定性/定量を組み合わせた費用対効果の算出
・動画活用の進化
・音声データの分析と活用
2020年の教育改革に向け、進研ゼミに機能追加される「12段階習熟度別トレーニング」の特集ページ。来春ローンチに向けたプロモーションを計画中です。
DIGITAL MARKETER 42
ポーラ
宣伝部 コミュニケーション企画チーム
デジタルユニットリーダー
北川裕彬
大手通信会社を経て2016年ポーラ入社。リンクルショットの初年度プロモーションに従事。現在は公式サイト・FB運用を担当。
2年6カ月
主力事業である対面販売における顧客体験や提供価値を均質化・資産化・最大化することです。ヒューマンタッチの強みがあるからこそ、それを生かすための手段としてデジタルテクノロジーをどう活用するかを日々模索しています。
・TikTokの広告活用
・キャッシュレス、モバイル決済
・OMO
FB 3周年ファン感謝企画。独自のFB活用法でオーガニックリーチ率26%、eng率3%を維持、ファンとの関係性強化に貢献。
DIGITAL MARKETER 43
マネックス証券
マーケティング部長
山田真一郎
新卒でマネックス証券に入社。株式を中心にサービス開発・業務部門を経て、営業分野に。2018年1月よりマーケティング部長。
1年
デジタルテクノロジーの一般への普及は個々人の行動を最適化し、購買・飲食・コンテンツ視聴・就職転職などの在り方を変えてきました。今後、お金の分野でも同様のことが起こります。その啓蒙・データ分析など営業活動を通じて、個人のお金がより適切で効率的に運用、利用、配分されることを促進できると考えています。
・SNSとの相性の良さにより進む、QR決済の定着
・QR決済の普及に伴うリアル支出情報のデータ化とその活用
・ブランド単位でのアライアンス定着
トレーディングツール「トレードステーション」のリブランディングを実施、顧客層や認知などを分析し、ロゴの刷新などを実施 …