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デジタル時代のマーケター60人の挑戦

宣伝からコミュニケーションデザインへ いま求められるのはプロデューサー的な動き

大村和顕氏(ライオン)

経営陣がデジタライゼーションに積極的で、全社的な取り組みとして動いているというライオン。同社にてコミュニケーション戦略を担う大村氏は、トップと現場の距離が近いことで、全社が同じ方向を見て動くことができると話す。現在の組織体制、取り組んでいる施策について話を聞いた。

ライオン コミュニケーションデザイン部 CXプランニング室長兼
デジタルコミュニケーション開発室長 大村和顕氏

大手旅行代理店、国内大手Sierを経て、2006年にアイ・エム・ジェイに参画。さまざまなナショナルクライアントのデジタル戦略策定およびWeb・アプリケーションの開発をプロデュースする。2017年にライオンへ参画し、デジタルトランスフォーメーションを進めるべく、CXプランニング室とデジタルコミュニケーション開発室を牽引している。

伝えるだけでなく共感を醸成 顧客起点で体験価値を創造する

ライオンでは2017年9月に宣伝部からコミュニケーションデザイン部に名称を変更しています。もはやブランドのコミュニケーションにおいては広告で一方的に伝えるだけでなく、生活者の皆さまに共感していただける体験価値を提供していくことが必要だと考えているためです。コミュニケーション全体をプランニングできる人にならなければならないという思いを込めた名称変更です。

私は組織が大きく変わるタイミングでライオンに入社しました。同部署の中で、CXプランニング室 兼 デジタルコミュニケーション開発室長を担っています。お客さまに好きになって、ファンになってもらうことをミッションとしています …

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