これからのリテールは感動と体験が鍵 消費者の多様化とデジタル時代に応える
ファッションブランド「earth music&ecology」をはじめ、飲食やホテルなど幅広いブランドを持ち、事業展開を行うストライプインターナショナル。代表取締役社長 兼 CEOの石川康晴氏に、デジタル時代の戦略やマーケターに期待する役割を聞いた。
デジタル時代のマーケター60人の挑戦
日々進化を続けるデジタルテクノロジーを事業に取り入れながら、新しい顧客体験の創出やブランド価値の向上に挑戦するマーケターの皆さん。デジタルテクノロジーの活用で実現しうることや、2019年に注目していることを聞きました。(社名50音順・敬称略)
DIGITAL MARKETER 33
パナソニック
コミュニケーション部
メディアプランニング課
谷一恵子
マーケティング本部デジタル部門に配属。途中、約3年間は店頭販促を担当。その後、デジタルとマスを一気通貫して担当。
11年
お客さまと深く、長く繋がること。顧客データ分析の知見を得るため、個別最適化されたコト提案をタイムリーに発信。スケールをもって一人ひとりの暮らしにお役立ちできるのはデジタルだからこそです。また、個を把握するために、リアルでのタッチポイントも創出し、お客さまの顔が見える関係づくりをしていきたいと考えています。
・パーソナライズドコンテンツ
・リカーリング
・リアルとデジタルの融合
・人間中心設計
IHデイリーホットプレートでは、タイムラプス動画で新たな生活提案。アンバサダー活動により良質な口コミやライフスタイルを発信。
DIGITAL MARKETER 34
ピーチ・ジョン
コミュニケーションデザイン課
安井牧子
2008年中途入社。インターネット広告、ECサイトの企画、2016年よりコミュニケーションデザイン部門を担当。
2年9カ月
下着購入において「試着」を重視するお客さまが多いですが、データ活用によってそれに代わるオンラインサービスを実現できるのではないかと思います。
・顧客参加型
・SNSでのコミュニケーション力
・コンテンツを中心としたマーケティング
・社員の顔が見える、より身近なブランド
2018年冬の「自由のブラ」プロモーションでは、ティザー動画・SNSキャンペーン・リリースイベント・テレビCMなどを複合的に展開。
DIGITAL MARKETER 35
B-R サーティワンアイスクリーム
マーケティング部
マネージャー
小池淳平
2006年2月入社。店舗スーパーバイザーを経験後、2009年より現職のマーケティング部に在籍。
5年5カ月
現在店舗のデジタルインフラ整備を進めており、将来的には消費者一人ひとりの属性や購買行動、嗜好などを基にした、より精度の高いOne to Oneマーケティング活動が実現できると考えています。
・デジタルメディアからリアル店舗への来店計測
・AI
・キャッシュレス決済
・無人店舗
注力商品発売時やキャンペーンスタート時に、Web上での話題創出を目的としたTwitterフォロー&RTキャンペーンの実施や特設LPの展開 …