広告マーケティングの専門メディア

           

R30のホープたち

お客さまを喜ばせたい マーケティングに生かす接客の経験

上杉紗耶加さん(レインズ インターナショナル)

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのか。今回はレインズインターナショナルで活躍する上杉紗耶加さんに話を聞いた。

レインズインターナショナル
牛角マーケティング部 PR企画アシスタント
上杉紗耶加(うえすぎ・さやか)さん 28歳

1990年生まれ。コロワイドMD、居酒屋にじゅうまるにてアルバイト含め約6年勤務。のち2018年1月レインズ牛角マーケティング部に転職。現在は牛角マーケティング部のPR担当として活動。

マーケターも接客業もお客さまに向き合う視点は同じ

人気焼肉チェーン牛角を展開するレインズインターナショナル。同社の牛角マーケティング部で活躍する上杉紗耶加さんは、飲食店で6年以上の接客業務の経験を積んだのち、今年の1月から同社に入社した。

接客の仕事で"お客さまに喜んでもらえる"ことをやりがいに感じていた上杉さんは、それを別の視点から実現することはできないか考えたという。そのことが、マーケティングの仕事にチャレンジするきっかけになったそうだ。

現在は、折り込みチラシや店頭の販促ツール制作、LINEやTwitterなどのSNSの運用を担当しているほか、キャンペーン施策などにも携わっている上杉さん。

実際にマーケターになってみて、「マーケティングに携わる以前は、ひたすら数字と向き合っている仕事というイメージを持っていました。ですが実際に経験してみて、数字を見ることはもちろん大事ですが、お客さまに『どのように感じられているか』『どのような体験を提供できるか』など、お客さまの気持ちを考えることから、すべての仕事が始まっていることに気づきました。予想に反していましたが、目指しているところは接客と同じなのだと考えるようになりました」と話す。

自らメニューの試作も 商品企画に積極的に提案

上杉さんが携わった仕事のひとつに「ぷるるんビー玉ゼリー」がある。同商品はフルーツの入ったカラフルなゼリーのデザートで、提案から実現まで、主担当として携わった …

あと62%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

R30のホープたち の記事一覧

お客さまを喜ばせたい マーケティングに生かす接客の経験(この記事です)
分析力を武器に目指すのは「1to1」な生命保険の提案
日常の買い物と『旅』をつなぐ マイルの新たな価値を創造したい
「シンカリオン」のプロモーションを担当 子どもの頃の夢を仕事に
新旧の魅力あふれる「上野」を 喚起できる存在でありたい
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する