第56回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。
課題のポイント
(1)コピーの目的
(2)市場・ターゲットの動向
(3)課題商品・サービスの訴求したいポイント
(4)制作にあたっての注意事項
課題31 東急建設
東急建設の将来の姿を「新たなゼネコン像」「独自性」の観点から魅力的に伝えるアイデア
経営戦略本部 経営企画部 部長 小西雅和氏
(1)コモディティ化した業界の中で、従来のゼネコン像に留まらず、東急グループの一員として、ゼネコンでありながらその総合力を生かしたソリューション展開により、独自性を発揮する私たちを、魅力的に表現してください。
(2)都心部から山間部にいたるまでさまざまな環境の下で、ひとつとして同じものはない建物や構造物をつくり上げていく。ダイナミズム溢れる魅力的な仕事でありながら、特色のある製品やサービスを持たないゼネコン業界は、コモディティ化していると言われます。
(3)私たちは、2020年のビジョンを「Shinka(深化×進化=真価)し続けるゼネコン」と定め、建設事業の「深化」と、新たな事業領域への挑戦による「進化」により、「真の価値(真価)」ある会社になることを目指しています。従業員一人ひとりが活力ある企業風土の下でその真価を発揮することがその要です。建設工事を発注するお客さまや業界を志望する学生の方々に対して、私たち東急建設の認知度が高まるようなアイデアを期待しています。
課題32 東京ソワール
東京ソワールのイメージアップと認知を高めてくれるアイデア
取締役執行役員 総合企画室長 坂本勝郎氏
(1)私たちは、日本で初めて和装に変わる洋装・ブラックフォーマルウエアを提案し継承してきた企業です。来年創立50周年を迎えますが、改めて、この機会に、"東京ソワール"の魅力を引き出し、より多くの人に伝えていただける表現を募集します。
(2)ライフスタイルの多様化により、冠婚葬祭のあり方やフォーマルウエアの着用スタイルも変化しています。一方で変化しないものは、「人と人をつなぐ想い」「慶びの日・悲しみの日を共にする大切な人への真心」です…