第56回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。
課題のポイント
(1)コピーの目的
(2)市場・ターゲットの動向
(3)課題商品・サービスの訴求したいポイント
(4)制作にあたっての注意事項
ご応募お待ちしております。
課題19 清水建設
「建設現場での働き方が変わる」と思わせるアイデア
コーポレート企画室 コーポレート・コミュニケーション部長 栗本尚幸氏
(1)「建設現場で先進的な取り組みをしている」、「建設現場の働き方が変わりそうだ」、といった期待感が表現され、若者が「現場で働いてみたい」と思うような、魅力的かつ斬新なアイデアを待っています。
(2)現在、建設業では人手不足が深刻化し、生産性向上と担い手確保が課題となっています。また、建設現場にはいまだ3K(きつい、汚い、危険)というイメージがあり、働き手減少の一因にもなっています。生産性の向上による働き方改革と、建設現場への若手入職者の増大が喫緊の課題です。
(3)「シミズ・スマート・サイト」は、建物の3次元モデルであるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)とAI(人工知能)を搭載した自律型ロボットが連携し、現場で人と一緒に作業をするというものです。最大の特徴は、"自律型ロボット"という点です。自分で判断し、自分で作業できる建設現場向けのロボットとして注目されています。
(4)これまでの建設現場のイメージにとらわれない、また一般の方々にも分かりやすい、新しい発想を募集します。
課題20 ジャパンホームシールド
ジャパンホームシールドの魅力を発見し、その魅力を広く伝えてくれるアイデア
経営企画室 室長 児新昌亮氏
(1)私たちジャパンホームシールドは、住まいに"安全・安心"をお届けするため、住宅会社さま向けに事業支援サービスを提供しています。堅苦しい表現に偏りがちな私たちの代わりに、当社の魅力を自由に表現してください。
(2)震災を境に、"地盤の安全性"への関心は高まり続けています。また、4月の宅建業法改正に伴い、中古住宅の品質検査も注目されています。私たちはそういった世の中のニーズに先駆け、地盤調査や建物検査、構造設計など事業を拡大・強化してきました …