商品の特長を伝えるため架空の会社を設立
「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業は、アイスブランド「MILCREA(ミルクレア)」のプロモーションを目的に、子供たちだけの赤城乳業「赤子乳業」を設立した。発表したCEOの名前も"ミル・クレア氏"と、遊び心が満載だ。もちろん、これらの発表は「ミルクレア」のプロモーションの一環で、実在する会社ではない。「遊び心」を大切にする赤城乳業らしい取り組みだ。
キャンペーンは、「会社」という設定を生かしたプレゼントやコピーワークでの遊びにこだわっている。株券風QUOカードが当たる「株主大募集キャンペーン」や、お子様オリジナルの社員証QUOカードが当たる「子ども新乳社員大募集!SNS子供写真投稿キャンペーン」なども実施した。
また、キャンペーンアカウントをフォローし、「#ミルクレア子ども社員」と付けて子どもの写真をinstagramまたはTwitterで投稿した応募者全員にデジタル社員証のプレゼント企画も実施している。赤城乳業・マーケティング部の中村真理子氏は、「若いお母さんたちにも、もっと手に取ってもらえるアイスにしたいと考え、今回のプロモーションを企画しました」と話す。
子供を起用した理由は癒しともっちり感を伝えるため
「ミルクレア」のようなマルチタイプのアイスの主要購買層は40代以上が中心だが、今回は20~30代の主婦層にターゲットを設定した。この世代は、家事や育児にかける時間が長くなりがちで、ストレスやイライラに悩む人も多い …
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