時代の流れがめまぐるしく変わる中で、日々ブランドと向き合い、ブランド価値を届けるために戦略を立てるブランドマネージャーたち。消費者に支持されるヒット商品のブランド担当者に、ブランドの目指す方向性や課題、注目のトレンドまでを聞きました。
※社名50音順で掲載
27 ニベアクリーム(1911年~)【ニベア花王】
商品の現在の状況:
ブランドとしての一貫性を保ちつつ 変化にも対応していきたい
マーケティングの活動方針・コンセプト
テーマは「うるおいつないで50年」。世代を超えてお使いいただくお客さまへの感謝の意と、親子三世代の絆に焦点を当て、ブランドの世界観を「守ってくれて、ありがとう。守らせてくれて、ありがとう。」で伝えます。
メインターゲット
コミュニケーションターゲットはその時々に応じて設定。商品は幅広い世代にお使いいただいているため、あえて設定なし。
ブランドが抱える最大の課題
「ブランドとしての一貫性」と「変化への対応」。机上ではなく、実際のマーケティング活動において「不易流行」をどのように成し遂げていくのかが課題。
注目の消費トレンド
1 仲間との一体感を感じられる消費スタイル
2 お試し体験を買い続ける少量多品種型消費
3 「カスタマイズ商品」への関心の高まり
28 フロスティ(1963年~)【日本ケロッグ】
商品の現在の状況:
ブランド資産を生かし カテゴリーの新規獲得を狙う
マーケティングの活動方針・コンセプト
フロスティのキャラクターであるトニー・ザ・タイガーを生かし、「朝から元気をサポート!」というブランドメッセージを、成長期のお子さまと、その保護者の方に向けてコミュニケーション活動を展開しています。
メインターゲット
小学3~4年生のお子さまをコアターゲットに、10歳までのお子さま
ブランドが抱える最大の課題
ブランドの認知は高く、トニー・ザ・タイガーも多くの方に愛されているため、その資産を生かして、カテゴリー新規の獲得を狙う。
注目の消費トレンド
1 キャッシュレス&無人店舗
2 ZOZOスーツ
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