きめ細かい"泡"を生かした企画でターゲット層の心を掴む
ネスレ日本は6月13日から8月31日までの期間限定で、池田理代子氏の人気漫画「ベルサイユのばら」とコラボし、顔写真からベルばら風の似顔絵を自動で生成するサービス「アイスクレマで似顔絵メーカー」を特設Webサイト上で実施した。
この企画はアイスコーヒーの上にきめ細かいクレマ(泡)がのった「アイスクレマコーヒー」を通じ、新しいアイスコーヒーの楽しみ方を提案する「ネスカフェ アイスクレマ プロジェクト」の一環。アイスクレマコーヒーの特長である泡(クレマ)を生かし、他のアイスコーヒーでは実現できないアイスクレマアートの世界観をデジタル上で体験してもらおうという試みだ。
ネスレ日本 飲料事業本部 液体飲料ビジネス部の高岡二郎氏は、「『ラテアートが描けるほどきめ細かい豊かなクレマ』に着目し、気軽にSNSなどで家族や友人にシェアしてもらえる仕掛けとして考案しました」と話す。
またアイスクレマコーヒーの特長は泡だけではない、と高岡氏は続ける。「泡に閉じ込められたコーヒーの香りや、まろやかな口当たり、泡がある見た目によって楽しい気分になれるんです。近年、共働き世帯が増加し、仕事や家事、育児などで忙しい日常を送っている方たちが多いと思いますが、そういった方たちに、アイスクレマコーヒーで、ちょっとした気分転換や、楽しい気分を味わってもらいたいと考えています」。
こうした特長を伝えるため、本キャンペーンの設計では、重点を置いたポイントが3つある。ひとつ目が、ターゲット層に特に人気のコンテンツであること。2つ目が、絵・タッチに特長があり、誰でもすぐにわかる絵であること。そして3つ目が、友人や家族におもわずシェアしたくなる絵であること。「これらのポイントを重視し、考慮した結果『ベルサイユのばら』とのコラボレーションを決めました」(高岡氏)。
「アイスクレマで似顔絵メーカー」では、スマホで顔写真をアップロードすると、プログラムが顔の特長を認識して自動で「ベルばら」風の似顔絵を生成することができる …