広告マーケティングの専門メディア

広告ビジネスを変える!? ベンチャー企業の挑戦

AIを用いてコールセンター業務を効率化

エーアイスクエア

エーアイスクエアのオフィス内の様子。現在、約20名の社員が働いている。

深刻化する人材不足を解決

コールセンターの人手不足やコスト削減という課題に企業が直面する中、現場で培った知見を生かしAIを活用したサービスを提供しているのがエーアイスクエアだ。応対エンジン「Quick QA」、文書を自動要約する「Quick Summary」の2つのソリューションを提供するほか、AI導入のコンサルティングも行っている。ディープラーニング、自然言語処理、コールセンター現場で得た知見が同社の強みだという。

「特に自然言語処理では日本語の場合、構文解析という技術が必要になる。当社にはその技術力がある」と取締役の荻野明仁氏は語る。

労働生産性向上をミッションに掲げコールセンターに特化して起業

創業は2015年12月。代表取締役の石田正樹氏と荻野氏は二十年来の友人で、いつか起業をしたいと機会を探していた。同時に石田氏は前職時代から当時「対話エンジン」と呼ばれていたAIのエンジニアたちの支援を個人的に行い続け、この分野のエンジニアとのネットワークを持っていた。そして2015年頃、AIの盛り上がりを背景に「対話エンジン」の事業化を本腰を入れて模索。ブロードバンドタワー社から子会社として資金援助を受けることになり、起業に至った。

「当社の事業ミッションは労働生産性を上げること。生産性を上げるためにはルーティンワークをできるだけAI化する必要がある。コールセンターが一番わかりやすい領域だった」と荻野氏はコールセンターに特化して起業を行った理由を語る。

創業当初から同社ではオフィス内に小規模なコールセンターの施設をつくり、実際にコールを受ける業務受託を行い、AI化を進めるためのデータを取得しながらソリューションの開発業務を行ってきた。

音声認識のAIで会見や議事録の自動要約が可能

創業から2年半が経過した今、当時5名だった社員もエンジニアを中心に20名近くになった。直接応募してくる人も増え、知名度が上がってきた手ごたえも感じているという。

応対エンジン「Quick QA」はコールセンターのほか、ヘルプデスクやチャットボットにも活用可能で、特にヘルプデスクで使いたいという問い合わせが多く、同社としても「想定外の事態だったが、今後はヘルプデスク、チャットボットも含んだ応対ソリューション・パッケージとして活用シーンを増やしたい」と話す …

あと57%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

広告ビジネスを変える!? ベンチャー企業の挑戦 の記事一覧

AIを用いてコールセンター業務を効率化(この記事です)
グローバルでのMR導入実績を日本で活かす、DataMeshの挑戦
AIで顧客が持つ「データ」を価値に変える
3Dプリンターでアイデアを具現化。デジネルのラボドリブン・ビジネス。
AI活用のチャットボットで価値を生む、対話を支援
広告メディアとしての可能性も模索、日本初のお祭り専門会社「オマツリジャパン」の挑戦

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する