NHKと民放連で全64試合を放送する
6月14日から7月15日まで開催される2018 FIFAワールドカップ。開幕まで1カ月を切り、放送の概要も明らかになってきた。今回のロシア大会は、ロシアの11都市12会場で、日本を含む32カ国が参加し、グループステージ48試合とベスト16以降の決勝トーナメント16試合の合計64試合で行われる。
日本国内の放送権は、NHKと民放連で構成するジャパンコンソーシアム(JC)が獲得。NHKと民放各社がそれぞれ32試合を地上波で生中継する。NHKはこれに加え、全64試合をBSで中継と中継録画で放送する。この枠組みは、前回2014年のブラジル大会と同様だ。
JCの放送権獲得は2002年日韓大会から連続5大会目(日韓大会から2006年ドイツ、2010年南ア大会まではスカパー!でも放送)。今大会では初めてデジタル配信権も獲得し、各社がインターネット上で配信を行う。
ロシアの開催都市は4つのタイムゾーンに分かれるため日本との時差はモスクワを含む8都市でマイナス6時間。日本での放送は21時から翌午前3時のキックオフとなり、GP帯から翌早朝までがメインの放送時間となる。
放送計画が発表 NHKは決勝戦を中継
5月10日に発表されたNHKの放送計画によると、総合テレビでの放送は、6月14日22時からの「開幕直前スペシャル(開会式)」に続き開幕戦「ロシア×サウジアラビア」から始まり、グループステージ日本戦は6月19日21時キックオフの第1試合「コロンビア戦」を放送する …
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