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South By Southwest 2018 + シリコンヒルズ企業視察レポート

SXSWにある、未来のビジネスをつくるきっかけ

望月重太朗氏(博報堂アイ・スタジオ)

「なぜ日本企業は、SXSWを目指すのか?」そんな言葉があちらこちらで聞こえるようになってきた2018年。

オースティンという、テキサスの第4都市の町おこしイベントに、10日ほどの間で40万人を超える人が世界中からやってきます。日本も例外ではなく、年々参加者は増え続けて今年はついに1000人を超える人がSXSWに参加しました。

我々、博報堂アイ・スタジオのチームも2014年のトレードショーに出展者として初参加して以来、5年連続で出展を続けています。これまで披露したプロダクトは計30個。完成されたプロダクトではなく未完成のプロトタイプが中心ですが、SXSWでのデビューをきっかけにいくつもの事業が生まれました。

本年度のメディア芸術祭で優秀賞をいただいた「Pechat」もそのひとつですし、他にもソーシャルテーマを軸にしたさまざまなプロダクトやサービスが(将来、事業になるものも含め)オースティンの土地で可能性を見つけ、新しい一歩を踏み出しています。

そのビジョンを叶えるために、我々はひとつのコンセプトを掲げています。それが「Prototype to Business(略してP2B)」という考え方です。

シードを生み出しながらプロトタイピングを繰り返し、可能性のある種を磨いてひとつの形に整える。その磨き方の中に広告領域で培ったコミュニケーションデザインの視点を取り込み、多くの人が「こんなアプローチっていいよね!」と寄り添える、トーチライトのようなプロダクトへ変えていく。そこで導き出した仮説が本当に正しいのか、そうでないのかを、世界中の人々がごった煮のように集うSXSWに投げ込むことで導き出していくのです …

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