2018年度SCC最高賞は 石屋製菓「恋人は置いていきます。」
札幌コピーライターズクラブ(SCC)が主催する2018年度「SCC賞」の公開審査会が7日、札幌市内で開かれ、各賞が決定した。
SCC賞の審査対象は、北海道内在住者による作品、または道外在住者の道内展開作品で、本年度の応募総数は208点。
SCC最高賞には石屋製菓「ISHIYA GINZA 新聞広告」を制作した鈴木拓磨氏(T.C.P)が選ばれた。昨年4月に東京の商業施設「銀座シックス(GINZA SIX)」への出店告知として東京と北海道で2つのメッセージを出した新聞広告で、新人賞とのダブル受賞となった。
本年度は特別審査員に中村禎氏(フリーエージェント)を迎え、審査委員長の遠藤誠之氏(アルファ・シリウス)など10人で進められた。同時に、公開審査会に参加した約50人によるギャラリー審査も行われた。一般の審査員の中には大学生や家族連れの姿も見られた。
中村氏は審査後、「広告は見られなくて当たり前のもの。パッと見て心が動くコピーに票が集まった印象」とコメントした。受賞作品は次の通り。
【SCC最高賞】
・石屋製菓「ISHIYA GINZA 新聞広告」 鈴木拓磨(T.C.P)
【SCC準最高賞】
・宣伝会議「コピージアム2017札幌 告知ポスター」 岩崎浄美(かもめプランニング)
・川島旅館「川島旅館 物産展 キャッチフレーズ」 遠藤誠之(アルファ・シリウス)
【SCC賞】
・壺屋総本店「賞味期限の近いお菓子 ネーミング」 西川佳乃(文屋)
・北斗市「キミとボクとホクト ポスター・PR動画」 讃良奈央子(電通北海道)
・北海道放送「声 新聞広告」 東井崇(フリーランス) …