「100周年を迎えられたことに対して、お客さまに感謝の気持ちを伝えたい」。創業100周年を迎えたパナソニックでは、3月9日に松下幸之助や会社の47都道府県各地域とのご縁のエピソードをもとにした都道府県別に異なるクリエイティブの新聞広告を出稿。本来であれば、一人ひとりのお客さまに感謝の気持ちを伝えたい。せめて一世帯一世帯に確実に届けることができる新聞広告でその気持ちを伝えたいというのが、今回の狙いだ。
全国60紙に掲載された、47の広告クリエイティブに込められたパナソニックのお客さまに対する感謝の想いとは?
NO.01 大阪府
パナソニック創業の地、大阪府の広告では松下幸之助が大阪駅前に架けられた陸橋設立に関わったエピソードが紹介されている。「交通混雑という都市問題の解決には官民一体となった取り組みが必要」と資金面で行き詰まっていた建設プロジェクトに会社として協力を申し出た。「より良いくらし、よりよい社会の実現」を掲げた松下幸之助の理念を体現したエピソードと言える。
NO.02 東京都
東京都の広告では、浅草寺の『雷門』寄進のエピソードが紹介されている。慶応元年の火事で焼け落ちて以来、約100年本格的な再建がなされなかった『雷門』だが、今から60年前に当時の浅草寺の大僧正と松下幸之助とのご縁があって、寄進により再建された。そして『雷門』は今も、世界から訪れる観光客が訪れる観光のメッカとなっている …
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