メダルを獲得した競技を中心に高視聴率を記録
2月9日から25日まで17日間にわたり熱戦が繰り広げられた平昌五輪。テレビ放送も20%以上の視聴率を連発するなど、近年の冬季五輪を上回る盛り上がりを見せた。デジタル配信でも、民放公式五輪サイト「gorin.jp」では、過去最高のアクセス・動画視聴数を記録した。数字で振り返ってみたい。
冬季大会としては日本選手が過去最多13個のメダルを獲得。フィギュアスケートの羽生・宇野両選手、スピードスケートの小平選手、髙木菜那・美帆姉妹の活躍やカーリング女子の躍進などで、テレビ中継も高視聴率を連発した。
NHKは、2月17日放送のフィギュア男子フリー(33.9%、関東地区の世帯視聴率、以下同)と9日の開会式(30.1%)で30%超の視聴率を記録。男女とも注目されたカーリングは、予選が進むにつれて、特に女子の視聴率が上昇。23日の韓国戦(26.4%)と銅メダルを獲得した24日の3位決定戦(25.0%)では25%超の好記録を残した。
一方、民放は今大会において種別としては最も多くのメダルを獲得したスピードスケートがGP帯で行われたこともあり、高視聴率を記録 …
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