インバウンドマーケティングに特化 IMJが新サービスをスタート
デジタルマーケティングを支援するアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、インバウンドマーケティング支援サービス「wanokoto」の提供を開始した。
同サービスでは、訪日外国人旅行者に対し、日本での体験価値「和のコト(体験)」を伝えるプロモーションを実施する。具体的には、訪日外国人旅行者にターゲティングした広告配信を行い、インバウンド需要の高い企業の商品・サービス・アクティビティ・イベントの訴求、そして企業自体のブランディングを行うとしている。
サービスの特徴は、IMJ独自のデータで訪日外国人旅行者の「旅マエ(訪日前)」、「旅ナカ(訪日中)」、「旅アト(帰国後)」にアプローチできるということ。メディアへの接触情報やWi-Fiへのアクセス情報、GPSの位置情報と、配信プラットフォームの情報を組み合わせることで、訪日中の外国人旅行者のみにターゲティングすることができ、商品購入や店舗への誘導など成果につながりやすい。
また、バナーなど配信情報のクリエイティブは、外国語特有の表現・言い回しを考慮した、ネイティブに対して最も効果的な表現で作成される。
直感的な思考や感情を調査 新サービス「パーセプションR」
マーケティングリサーチ事業のクロス・マーケティングは1月、スマートフォンに表示される画像や文字に対して、直感的に判断するまでの脳の反応速度を測定し、その結果を分析することで“無意識”を明らかにできる新サービス「パーセプションR」の提供を開始した。
生活者の嗜好や価値観が多様化・複雑化する中、従来手法のアンケートなどでは明らかにしづらい、潜在意識や瞬間的意識といった生活者の“無意識”を読み解くことが、企業のマーケティング担当者にとってますます重要になってきていると言える。
こうした状況下、生活者の直感的な思考や感情を読み解き、企業のマーケティングに役立てられるよう開発されたのが今回のサービスだ。
調査方法はシンプルで、例えば「好き」という言葉に対して、表示された画像を見て「○」と「×」のどちらかを選択するだけ。Webアンケートの実施手法を取ることで多数のサンプルの回収を実現する。
接触機会の多い消費財など、身近な商品カテゴリーのコンセプト開発やパッケージ評価、ブランドイメージの改善などに活用できそうだ。
消費者が選んだ広告コンクール展 アド・ミュージアム東京で開催
日本アドバタイザーズ協会(JAA)は、3月8日から4月7日までの約1カ月間、東京・汐留のアド・ミュージアム東京にて「第56回 JAA 消費者が選んだ広告コンクール展」を開催する …