広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

2月の広告界ニュースダイジェスト:日本PR大賞ほか

グローバルの実態と比較 国内の「広告価値毀損」問題

アドベリフィケーション推進協議会(※)は、日本国内のアドフラウド、ブランドセーフティー、ビューアビリティーの状況を調査した「アドベリフィケーション問題に関する実態調査レポートvol.1」を公開した。

※アドベリフィケーション推進協議会:日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、その研究結果を適宜ホワイトペーパーとして一般公表し、広告出稿時の一助となるような有益なデータの提供を目指すために、電通、電通デジタル、Momentum、インテグラル・アド・サイエンス、サイバー・コミュニケーションズにより発足した。

広告システムの自動化・効率化が進展するWeb広告では、取引実態の正確な捕捉が難しくなっており、広告の価値毀損に関わる問題の正確な現状把握と本格的な対策を行う「アドベリフィケーション」への取り組みは、広告主にとって喫緊の課題となっている。

調査の結果、日本のプログラマティック広告取引におけるアドフラウドの割合は9.1%で、グローバルの8.6%と大きな差がないことがわかった。また、ブランド毀損リスクのある広告の割合は11.2%で、グローバルの8.6%より高めの数値が検出された。広告のビューアビリティーについては、グローバルでは広告枠全体のうちビューアブルなものは52.8%であるのに対し、日本国内は41.0%という結果が明らかになった …

あと59%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

2月の広告界ニュースダイジェストを紹介!
2月の広告界ニュースダイジェスト:日本PR大賞ほか(この記事です)
米国を取り巻く ネット中立性の議論
ヒトが介在してモノをコトにする 地域を元気にするイベントの力
新たに456人が誕生 第13期「プロモーショナル・マーケター」
デジタルテクノロジーを使った体験型OOH広告
新聞社が見学施設を整備 読者との交流の拡大を図る
たすきをかけて山手線を走った箱根駅伝のOOH広告
家電からクルマまで ─CES2018に参加して─
2020年を見据えて、イベントに期待するもの
1月の広告界ニュースダイジェスト:世界の広告費成長率予測ほか
対岸の火事ではない、品質管理問題
1月の広告界ニュースダイジェスト:JAGDA賞ほか
インバウンド誘致で地域振興に取り組む地方紙
平昌オリンピック NHK・民放の計画
アドミュージアム東京が大規模リニューアル、広告業界1月のニュース早分かり
「4K 徳島国際映画祭」に参加しての注目のイベントをピックアップ
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する